2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

室生犀星訳『現代語訳 蜻蛉日記』

曇。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第二番、第三番、第四番(ルセ、参照)。これ、すごくいい。特に短調の曲の方がいいような気がする。ただ、もっと聴いていたいのに、繰り返しが少なくて、あっという間に終ってしまうのが残念なくらい。■ブラームス:…

Perlで初めてそれなりのプログラムを組む

日曜日。晴。 Perl 遊び。ようやくモジュールの使い方がわかってきた。色々できるので、面白くてハマっている。CGI & Perl ポケットリファレンス (Pocket reference)作者: 藤田郁,三島俊司出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 1999/12/02メディア: 単行本(…

家近良樹『江戸幕府崩壊』

曇。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第十番op.96(デュメイ、ピリス、参照)。どうしてベートーヴェンは、「クロイツェル」のあと、このシンプルで謎めいた曲を書いたのか、不思議な気がする。また、その謎ぶりがよくわかる演奏だ。デュ…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■ドビュッシー:ピアノ三重奏曲、ラヴェル:ピアノ三重奏曲(フロレスタン・トリオ、参照)。ドビュッシーは若書きで、まだ彼らしさは充分には出ていないが、それでも既に聴くに値する。ラヴェルはさすがにいい曲。演奏も両曲ともにいい。…

ローティ『プラグマティズムの帰結』

晴。 昼からネッツトヨタ。シフトロック解除ボタンの無料修理。 # リチャード・ローティ『プラグマティズムの帰結』読了。ローティは昔から好きではなかったし、本書も自分にはあまり関係のない書物だった。ただ、文庫版で六〇〇頁を超える本を読んだのだか…

こともなし

晴。 終った、な…。四時半に起きたんだが。今大会では一番いいサッカーだったが、力の差があり過ぎた。これが前の二戦で出ていればね。まあ、ザック・ジャパンにはこれまで楽しませてもらいましたよ。お疲れ様。 音楽を聴く。■ブラームス:ピアノ協奏曲第二…

西村賢太『廃疾かかえて』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(シフ)。自分はいつもシフの演奏を肯定するわけではないが、これは素晴らしい演奏である。グールドやペライアの演奏に比べれば多少軽量級とも云えるかも知れないが、後半などは疲れてしまうくらい密度…

串田孫一『雑木林のモーツァルト』/高橋源一郎『恋する原発』

晴。県営プール。 カルテックHPの、ファインマン物理学を読む(参照)。 図書館から借りてきた、串田孫一『雑木林のモーツァルト』読了。雑木林のモーツァルト作者: 串田孫一出版社/メーカー: 時事通信発売日: 1993/06メディア: 単行本この商品を含むブログ…

こともなし

日曜日。雨。 音楽を聴く。■サン=サーンス:クラリネット・ソナタop.167、ショーソン:アンダンテとアレグロ、ドビュッシー:小品、第一ラプソディ、ミヨー:クラリネットとピアノのためのソナチネop.100、デュオ・コンチェルタントop.351、カプリースop.33…

バルザック『ソーの舞踏会』

曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲ニ長調K.95(ベーム、参照)。■シューベルト:交響曲第二番、第三番(アバド、参照)。これ、本当にシューベルトの作品なのかという印象。まるで、ハイドンか初期ベートーヴェンみたい。あまり傑作とも云えない。 # …

廣川洋一『ギリシア人の教育』

晴。 W杯ギリシャ戦、日本は輝きを失っていた。あの日本サッカーはどこへ行ったのか… 音楽を聴く。■シューベルト:交響曲第一番(アバド)。Symphoniesアーティスト: F. Schubert出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2010/10/19メディア: CDこの商…

玄侑宗久『祈りの作法』/藤沢周『死亡遊戯』

晴。 音楽を聴く。■ハイドン:ピアノ協奏曲第二番、第四番、第九番、コンチェルティーノ ハ長調Hob.XIV:12(マッシモ・パルンボ、エルンスト・タイス)。第二番の終楽章が、生き生きとした佳曲。第四番は何度か聴いたことがあるので、多少有名なのだろうか。…

石光真人編著『ある明治人の記録』

晴。夕方からしょぼしょぼ降る。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:二つのオーボエ、二つのクラリネット、二つのホルン、二つのバスーンとダブル・バスのための八重奏曲op.103、二つのオーボエとイングリッシュ・ホルンのための三重奏曲op.87、ロンディーノWoO2…

こともなし

晴。 混乱していて、仕事以外何もできなかった。暫く続きそうな感じ。 # 音楽を聴く。■グールドの弾く、バードとギボンズのアルバムを聴く。心に沁み入ってくる。■バッハ:管弦楽組曲第三番BWV1068(カール・リヒター、参照)。■バッハ:イタリア協奏曲BWV9…

近藤和彦『民のモラル』

晴。 うどん「恵那」にて昼食。恵那ころ蕎麦。大変に待たされたが、うまかったので許す。って商売はこういうものですなあ。これでうまくなかったら、二度と来るかなのだが。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十九番K.543(ベーム、参照)。ベームのモ…

舟越保武『巨岩と花びら』/大貫隆『グノーシスの神話』

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第九番K.73、第十番K.74、ニ長調K.81、第十一番K.84(ベーム、参照)。■プーランク:田園のコンセール(エリーザベト・ホイナツカ、カサドシュ、参照)。 # 舟越保武『巨岩と花びら』読了。画文集。この人の…

柴田南雄『音楽史と音楽論』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十八番K.504(ベーム、参照)。何だかえらく演奏時間が短いな。■シューマン:ピアノ協奏曲op.54(ポリーニ、カラヤン1974Live)。ポリーニとカラヤンのめずらしい共演で、「ポリーニ・エディション」のボーナスCD…

上野修『スピノザ「神学政治論」を読む』

曇。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第九番op.47(デュメイ、ピリス、参照)。気負っていない「クロイツェル」で、これがいい。やはり名曲。■マリピエロ:Sinfonia in un tempo(デ・アルメイダ、参照)。■プーランク:オルガン協奏曲(…

リルケ『マルテの手記』

晴。 カルコス。 # 『マルテの手記』の新訳を読む。まだ途中なのだが、ちょっとだけ。『マルテ』の新訳が出るというのでとても期待していたのだが、冒頭から面食らった。自分が過去に読んだのは岩波文庫版で、その冒頭はこうである。「人々は生きるためにこ…

山本義隆『世界の見方の転換2』

曇。 音楽を聴く。■サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第二番op.92(フロレスタン・トリオ、参照)。サン=サーンスは大したことないと云われそうであるが、僕は結構いいと思う。ちょっとフォーレっぽい感じ。巨匠たちが切り開いた道を、素直に歩んでいると云う…

大江健三郎『私という小説家の作り方』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第八番、第五番(デュメイ、ピリス、参照)。とてもよい演奏。安心して聴ける。改めて「スプリング・ソナタ」って愛らしい曲だなと思う。 # 大江健三郎『私という小説家の作り方』読了。やはり大江…

池田晶子『私とは何か』

曇。のち晴。日差しが強い。 音楽を聴く。■武満徹:雨の樹素描、雨の樹素描II、リタニ(舘野泉)。「リタニ」の後半に、「雨の樹」のモチーフにそっくりな部分が出てくるのだが、関係があるのかな。作曲された時期は近い。■ドビュッシー:前奏曲集第一巻(ツ…

猫、罠に掛かる/阿部彩『子どもの貧困II』

日曜日。晴。暑い。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲変ロ長調K.App.214、第八番K.48(ベーム、参照)。変ロ長調のがいい。■ショパン:ピアノ協奏曲第一番(ラン・ラン、メータ)。ピアノは第一楽章はまずまず個性的だが、残りの楽章はちょっと優等生的す…

ティルソ・デ・モリーナ『セビーリャの色事師と石の招客』

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:ヘンデルの主題によるピアノのための変奏曲とフーガop.24(ゼルキン、参照)。ゼルキンのピアノの第一の魅力は、その音の清潔さにあると思う。清冽な湧き水の味というのか、自然と目の覚めるような音だ。音楽性云々は言うまで…

バルザック『オノリーヌ』/天井裏にアライグマ

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十五番「ハフナー」(ベーム、参照)。これで充分。■アルビノーニ:オーボエ協奏曲op.9-5,9-8(ホリガー、参照)。■ブラームス:ピアノ協奏曲第一番op.15(ゼルキン、セル1968)。吃驚仰天。この曲のピアノは、高…

山本義隆『世界の見方の転換1』

雨。 山本義隆『世界の見方の転換1』読了。前著『一六世紀文化革命』を補完する。第1巻の副題は「天文学の復興と天地学の提唱」。各章の題は以下のとおり。「古代世界像の到達地平」「地理学・天文学・占星術」「数学的科学と観測天文学の復興」「プトレマ…

こともなし

曇。架空のコンピュータ・ゲームが中心になっている、不思議な夢を見た。甥っ子たちが出てきたり、会ったことももちろんない中沢新一さんが出てきたり。ゲームは、異様にリアルな、戦闘機のフライト・シミュレーションに関するものだった。今ではゲームは殆…

小林秀雄『学生との対話』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第三番op.12-3(デュメイ、ピリス、参照)。初期ベートーヴェンの面白さを存分に味あわせてくれる。安心して聴ける演奏。■ベルリオーズ:レクイエムop.5(レヴァイン、参照)。八〇分を超える大曲。…

仲正昌樹『精神論ぬきの保守主義』/多田富雄『落葉隻語 ことばのかたみ

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:ピアノ三重奏曲第二番op.87(デュメイ、ピリス、ワン、参照)。ブラームスにしては、相当に地味な曲。 # 仲正昌樹『精神論ぬきの保守主義』読了。どちらかと云うと左がかっている自分だが、本書はとても面白かった。中身は、…

岡田温司『黙示録』

日曜日。晴。八月並みの暑さだって。 音楽を聴く。■ブラームス:クラリネット・ソナタ第二番op.120-2(エオー、ジグマノフスキー、参照)。■バッハ:二台のチェンバロのための協奏曲BWV1061、BWV1062(ファン・アスペレン、参照)。BWV1062(原曲は二つのヴ…