2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

古井由吉『夜明けの家』

日曜日。晴。四時くらいに起きる。早寝して正解で、気分がいい。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第七番 op.97(チョン・トリオ、参照)。いわゆる「大公」で、素晴らしい演奏。特にミョンフンの室内楽的ピアノが素晴らしい。未来に繋がるピア…

こともなし

曇。朝まで起きていたので、睡眠時間は四時間くらい。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第一番 op.18-1(タカーチQ)。Early String Quartetsアーティスト: Ludwig van Beethoven,Takács Quartet出版社/メーカー: Decca発売日: 2004/01/13メディア…

イヴァン・イリイチ『コンヴィヴィアリティのための道具』

雨。 音楽を聴く。■バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033 (ランパル、ラクロワ、ジョルディ・サヴァール、参照)。■ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第四番 op.11 (チョン・トリオ、参照)。 # イヴァン・イリイチ『コンヴィヴィアリテ…

ハーバート.A.サイモン『意思決定と合理性』

晴。 接続と統合。統合には危険がある。統合失調症はまさしくその危険(だから、「精神分裂病」よりも「統合失調症」と云う方がやはり適切だと思う)。鬱病は接続と統合の関係がうまくいっていないのだと思う。統合の中心と日常の意識の中心が合っていないと…

『すっきりわかった! TCP/IP』

曇。 音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第二番 BWV813(ルセ、参照)。いい演奏だなあ。敢て云えば、装飾音がない方が好きであるけれど。■バッハ:カンタータ第104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」 (カール・リヒター、参照)。これもいいなあ。■…

ジョージ・グリーンスタイン&アーサー・G・ザイアンツ『量子論が試されるとき』/Richard Reese『詳説 Cポインタ』

晴。 朝寝坊。はっきりした夢を色いろと見た。睡眠の後始末で午前中がつぶれる。睡眠というものが少しわかってきた。意識をコントロールするようには、睡眠をコントロールするのはむずかしい。むしろ、起きてからが大切。しかし、そのあたりのことはまだ試み…

こともなし

晴。朝起きたらうっすらと積もっていた。しかし、30 cm とかいうことはないよな。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ イ短調 BWV1013(ランパル、参照)。無伴奏フルートのための。■テレマン:ファンタジア第四番変ロ長調、第五番ハ長調、第六番ニ短調 (ヴ…

PC三昧

日曜日。晴。なんだ、雪じゃないじゃん。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ四重奏曲変ホ長調 K.493(エマニュエル・アックス、アイザック・スターン、ハイメ・ラレード、ヨーヨー・マ)。安心して聴ける。モーツァルト : ピアノ四重奏曲第1番&第2番アーテ…

山形孝夫『読む聖書事典』/アイザィア・バーリン『自由論2』/XP機にLinux Mint Debian Editionを入れる

曇。朝六時に目が覚めたので二度寝したら、九時半だった。 音楽を聴く。■シューベルト:弦楽四重奏曲変ホ長調 D87(モザイクQ)。シューベルト;弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D87 他 (Schubert: Quatuor D87, Quatuor D804 ""Rosamunde"")アーティスト: Franz …

川北稔『世界システム論講義』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第五番 K.219(パールマン、レヴァイン、参照)。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十九番 op.106「ハンマークラヴィーア」 (内田光子、参照)。凄い名演。これまで聴いた中で最高の「ハンマークラヴ…

こともなし

晴。のち曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第四番 K.218(パールマン、レヴァイン、参照)。■テレマン:ファンタジア第一番イ長調、第二番イ短調、第三番ロ短調 (イェド・ヴェンツ、参照)。フルート独奏のための。いい曲たちだ。テレマン…

テオドール.W.アドルノ『哲学のアクチュアリティ』

晴。起きたら積もっていた。8 cm だそうである。よく考えたら、この冬の初雪。昼から雪。のち曇。 音楽を聴く。■ショパン:ワルツ第三番 op.34-2、第五番 op.42、第六番 op.64-1、第七番 op.64-2、第八番 op.64-3 (ルービンシュタイン、参照)。■ベートーヴ…

小熊英二『生きて帰ってきた男』

晴。ようやく(?)毎年並みに寒くなってきた。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第三番 K.246、アダージョ K.261、ロンド ハ長調 K.373、ロンド変ロ長調 K.269 (パールマン、レヴァイン、参照)。■■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第二番 o…

浅田彰『構造と力』再読

雨。のち晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第十六番 K.451(内田光子、テイト、参照)。■ショスタコーヴィチ:交響曲第一番 op.10 (バーンスタイン NYPO 1971)。ショスタコーヴィチは本当に才能のある作曲家だな。調性音楽にこういう可能性があ…

こともなし

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第二番 K.211(パールマン、レヴァイン、参照)。■チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 op.50 (バレンボイム、ズーカーマン、デュ・プレ、参照)。チャイコフスキーは苦手であることを再確認…

関川夏央『石ころだって役に立つ』

晴。 図書館から借りてきた、関川夏央『石ころだって役に立つ』読了。表紙(何だこれは)からは想像できない、貧乏くさい文章たちが収録されている。関川夏央らしく、評論のような文章があり、自嘲があり、フィクションありのごった煮である。フィクションな…

近所ノ肉屋ノツブレタルコト/アイザィア・バーリン『自由論1』

晴。 音楽を聴く。■ショパン:即興曲第一番 op.29、第二番 op.36、第三番 op.51、幻想即興曲 op.66、ボレロ op.19 (ルービンシュタイン)。即興曲はショパンの中ではマイナーではないが、それにしては録音があまりないような気がする。ポリーニやアルゲリッ…

白石かずこ『浮遊する母、都市』

晴。のち曇。朝寝坊。印象的な夢をたくさん見た。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十七番 K.595(内田光子、テイト)。第一楽章がよかった。これでこの内田光子のモーツァルト、ピアノ協奏曲全集を聴き終わったことになる。全体的に自分にはよ…

プーシキン『スペードのクイーン/ベールキン物語』/河出版日本文学全集08

晴。昨日から寒い。 音楽を聴く。■バッハ:イギリス組曲第三番 BWV808(ルセ、参照)。美しく力強い演奏。■■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第九番 op.47 (ズーカーマン、バレンボイム、参照)。いわゆる「クロイツェル」。第二楽章の変奏曲が好きだな…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲ピアノ協奏曲意二十六番 K.537(内田光子、テイト、参照)。■ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調 op.71-2 (ザロモンQ、参照)。■アントン・アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調 op.51 (リーリャ・ジルベルシュテイン…

中村亨『リーマン予想とはなにか』/町田康訳の『宇治拾遺物語』

休日(成人の日)。晴。朝寝坊。 何だか半日怠惰でした。 # 図書館から借りてきた、中村亨『リーマン予想とはなにか』読了。いやもう、ブルーバックス最高ですね。「リーマン予想」なんてのは自分のレヴェルだと到底かすりもしないかと思っていたのだが、少…

栗原俊雄『遺骨』

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第十六番 K.451(内田光子、テイト、参照)。■バッハ:カンタータ第67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」(カール・リヒター、参照)。■C.P.E.バッハ:ソナタ ハ短調 H.121 (ダニー・ド…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■ハイドン:弦楽四重奏曲変ロ長調 op.71-1(ザロモンQ)。終楽章が好曲。String Quartets 1 & 2アーティスト: Haydn,Salomon Quartet出版社/メーカー: Hyperion UK発売日: 1993/09/01メディア: CDこの商品を含むブログを見る■ベートーヴェ…

松田武『対米依存の起源』

晴。寝過ぎ。 図書館から借りてきた、松田武『対米依存の起源』読了。副題「アメリカのソフト・パワー戦略」。戦後のアメリカの対日戦略に関して、その文化面における研究書。基本的に日本における学問的なアメリカ研究への援助に関する事実を掘り起こしてい…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106、舞踊組曲 Sz.77 (ピエール・ブーレーズ NYPO)。ブーレーズ追悼。NYPO の頃の録音、意外と骨太でもちろん精緻であり、素晴らしい。Wooden Prince / Le Poeme De L'Extaseア…

集英社文庫ポケットマスターピース『カフカ』

曇。 早朝出勤。これも今日でお仕舞い。 久しぶりにグールド(バッハのトッカータ集)やブレンデル(シューベルトの D946)のピアノを iPod で聴く。ブレンデルはどうも凡庸な気がしていたが、意外と得るところがあってよかった。D946 が好きという人は見か…

古井由吉『人生の色気』

晴。のち曇。 早朝出勤。 # 図書館から借りてきた、古井由吉『人生の色気』読了。著者への聞き書きをまとめたもの。「人生の色気」とはよくも名づけたもので、本書の十中八九はエロスに関することである。と云っても著者の実体験などが書いてあるわけではな…

こともなし

晴。 早朝出勤。 # ついに危険な状態に入ってきたのだと思う。若い頃のように、九天から落下しないように気をつけねばなるまい。いずれにせよ、人生の大きな節目に差し掛かっているのは間違いない。極端に走るのは禁物。できるだけ気楽にやりたいと思う。要…

セプールベダ『第二のデモクラテス』/和田祐介『Webサービスのつくり方』

日曜日。晴。 午後三時頃、妹一家帰る。 # セプールベダ『第二のデモクラテス』読了。著者は十六世紀スペインの聖職者であり、本書はスペイン人による武力を以てしたインディオ征服を正当化したものである。セプールベダによる擁護は、異教徒の野蛮人たちを…

こともなし

晴。午前中はダラダラしていた。中沢新一を読む。 昼前、妹一家来訪。 # 音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十五番 K.503(内田光子、テイト、参照)。内田光子は立派だが、もう少しほがらかに弾いてもいいと思う。テイトの指揮はなかなか小気味…