串田孫一『雑木林のモーツァルト』/高橋源一郎『恋する原発』

晴。
県営プール。
カルテックHPの、ファインマン物理学を読む(参照)。
図書館から借りてきた、串田孫一『雑木林のモーツァルト』読了。

雑木林のモーツァルト

雑木林のモーツァルト

図書館から借りてきた、高橋源一郎『恋する原発』読了。いやあ、すごかった。しかし、終わらせ方に苦労して、世紀の傑作の座を逃したな。まあ、でも、そんなことはいいのだ。途中までは大笑いさせてもらいました、とか書くと、不謹慎だとか怒られるだろうか。だいたい、串田孫一の後にこんなの(失礼!)を読んで、それだけでも真面目な人には怒られそうである。でも僕は、串田孫一より不謹慎小説を愛する、そういう人間なのである。ではあるが、とにかくこの小説を読んで、源一郎さんはやっぱり小説家で、しかも愛の人だと確信した。本書を読んで泣きそうになったのは自分だけかも知れないが、その愛に感動したらしい。本書の内容は、原発事故チャリティーAVを巡る話なので、くれぐれも真面目な人は読まないように。
恋する原発

恋する原発


音楽を聴く。■ハイドン:ピアノ協奏曲第十一番、第六番、コンチェルティーハ長調Hob.XIV:11、ト長調Hob.XIV:13、ヘ長調Hob.XVIII:F2(パルンボ、タイス)。これいいね。第十一番はわりとポピュラー。
Complete Piano Concertos 2

Complete Piano Concertos 2

  • アーティスト: Joseph Haydn,Ernst Theis,Vienna Austrian Chamber Orchestra,Massimo Palumbo
  • 出版社/メーカー: Arts Music
  • 発売日: 2003/05/27
  • メディア: CD
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■バッハ:フランス組曲第一番(クリストフ・ルセ)。最近はピアノで弾くのも普通になった曲だが、やはりチェンバロで聴くのもいいね。
Christophe Rousset Box Set: Johann Sebastian Bach

Christophe Rousset Box Set: Johann Sebastian Bach

ブラームス:二重協奏曲op.102(カピュソン兄弟、チョン・ミョンフン参照)。この曲は、ブラームスの中ではわかりにくい曲。あまり甘いところがない。■シューベルト交響曲第四番(アバド参照)。うーん、あまり面白くない曲だなあ。

アライグマ! 前は母が見ただけだったが(参照)、今日は自分も見た。ウチの天井裏に巣を造ろうとしているらしい。先日父が隙間を塞いでおいたので、中へ入れなくてゴソゴソしていたのでわかった。結構大きくて、ちょっとおっかないくらい。これは、何とかして捕まえないと。しかし田舎だなあ…。

外部っていうのは、外にあるとは限らないのだな。精神の健康と外部。
このところちょっと元気がなかったなあ。