上野修『スピノザ「神学政治論」を読む』

曇。
音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第九番op.47(デュメイ、ピリス、参照)。気負っていない「クロイツェル」で、これがいい。やはり名曲。■マリピエロ:Sinfonia in un tempo(デ・アルメイダ、参照)。■プーランク:オルガン協奏曲(フィリップ・ルフェーブル、ジャン=クロード・カサドシュ)。へー、プーランクにこんな曲があるんだ。

Poulenc: Organ Concerto; Concert Champetre; Suite française

Poulenc: Organ Concerto; Concert Champetre; Suite française

  • アーティスト: Francis Poulenc,Jean-Claude Casadesus,Elisabeth Chojnacka,Lille Symphony Orchestra,Philippe Lefebvre
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1999/03/23
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
メンデルスゾーンカプリッチョ・ブリラントop.22(ストイアマン、オルベリアン、参照)。

上野修スピノザ「神学政治論」を読む』読了。いい本だと思うし、こちらの幼稚な読みを引き上げてくれるのは確か。「知識人」になりたいのなら、こういう本は読まないといけないのだろう。でも、正直言って、わからないなりに勝手にスピノザを読んでいる方が楽しいような気がする。それだと、幼稚な読みの儘になってしまうのだが、やはりそれではいけないかねえ。他人には、こういう本は読んだ方がいいよと云うのだろうが。いや、いい本なんですよ、これは。昨日のエントリーも参考までに。