2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
日曜日。晴のち雨。 BOOK OFF岐南インター店。ここは久しぶりで、19冊買った。結構買ったが、「ブ」もいいけれど、やはりちゃんとした古本屋にも行きたいと思う。新刊書店と「ブ」だけだと、心に何となく、澱のようなものが溜ってくるような気がする。まった…
平成六年六月六日に、NHK教育テレビにて放送された番組です。青木ヶ原樹海を中沢新一が語ります。
曇。 ウィリアム・J・ブースマ『ギヨーム・ポステル』読了。ブログ「憂愁書架」さんのところで教えられた本。詳細は同ブログを参照されたい。ポステルというのは破天荒なルネッサンス知識人であり、きわめて興味深い人物だ。著者はこの複雑な人物に多角的に…
晴。少し暖かさが戻った。 今日は「休脳日」。仕事以外は無理に頭を使わない。 でも、ウィリアム・J・ブースマはちょっと読む。 # 寝る前に、中沢新一の『リアルであること』再読。学生のとき、藁にも縋るような思いで中沢の言葉を待っていた頃に出た本だ…
鈴木宗男氏が、本日付の「ムネオ日記」にて、こう書いておられる。 菅首相が今年の公務員給与を人事院勧告通りマイナス1.5%、ボーナスも年間0.2ヶ月分の引き下げを実施すると報道されている。公務員給与をマイナスにするのならば、国会議員の給与を3…
雨。 皮膚科。カルコス。レンタル店。 鈴木大拙『禅と日本文化』読了。自分の精神的貧しさを思わざるを得ない。「じつを言えば、われわれいわゆる現代人は閑暇(ひま)を失っている。悶える心には真に生を楽しむ余裕はなく、ただ刺激のための刺激を追って、…
(前回) ブラ・ベクトルとケット・ベクトルを導入しただけでは、何も始まらない。これに加えて、「一次演算子」が導入される。これもまた、天下り式であり、いまだ抽象的なものである。
晴。急に寒くなる。今年初めて暖房を入れた。 上念司『デフレと円高の何が「悪」か』読了。著者の本は二冊目(id:obelisk2:20100626)。本書も世評の高い本だけのことはあった。題名に偽りなし。著者は専門の経済学者ではなく、云ってみれば経済学の素人なの…
晴。 A・R・ルリヤ『偉大な記憶力の物語』読了。日録に書く。偉大な記憶力の物語――ある記憶術者の精神生活 (岩波現代文庫)作者: A.R.ルリヤ,天野清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブロ…
著名なディラックの教科書『量子力学』を、大学に入りたての学生のように読んでみるつもりである。そのための、ほんのメモを記すことにする。飽くまでも自分勝手なメモであり、これを読んでも量子力学がわかるようにはならない。また、この一回で止めるかも…
曇のち雨。 プール。アピタ。 A・N・コルモゴロフ『確率論の基礎概念』にざっと目を通す。自分のレヴェルを超えているので、解説がありがたい。でも、じっくりやったら面白そう。確率論の基礎概念 (ちくま学芸文庫)作者: A. N.コルモゴロフ,坂本實出版社/…
日曜日。曇のち雨。 カルコス。航空自衛隊岐阜基地で航空祭があったので、ブルーインパルスが来ていた。カルコス東の田んぼの中の道に車を停めて、航空ショーを見ている人が結構いた。 # ルイ・アルチュセール『再生産について(下)』読了。再生産について…
やりました。和田の打球が外野手の頭上を越えていった瞬間、家族中で大喜びしました。死闘の決着が、サヨナラ安打だったとは。今日の試合では、河原のピッチングに感動しました。さすがベテラン。でも、今日は全員野球だったな。重苦しい試合で、巨人も強か…
晴。 ルイ・アルチュセール『再生産について(上)』読了。再生産について 上 イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置 (平凡社ライブラリー)作者: ルイ・アルチュセール,西川長夫,伊吹浩一,大中一彌,今野晃,山家歩出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/10/0…
晴。 星野智幸『毒身』読了。毒身 (講談社文庫)作者: 星野智幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/14メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見る
細雨。 レンタル店。 プリーモ・レーヴィ『休戦』読了。奇跡的にアウシュヴィッツを生き延びたイタリアのユダヤ人が、ロシアを経由して、これまた奇跡的にイタリアへ帰り着くまでの記録。艱難辛苦という言葉でも足りないほどの体験なのだが、途中、まわりに…
曇。涼しくなってきた。 電動シェーバーのケーブルが剥き出しになり、危険なので、エイデンで新しいのを買う。フィリップスHQ7350で5980円。そんな値段なのかと、安くて驚く。 # 必要あって、20日の23時頃から明け方の3時半まで、ぶっ通しで計算。ほとほと…
晴。 ふとバッハのパルティータ第三番が聴きたくなる。最初グールド盤を聴き始めたのだが、気分的にテンポがあまりにも速すぎる。アラウ盤は車の中。で、グールドにも影響を与えたという、テューレックの演奏にする。これ、とても特異な演奏で、サラバンドな…
晴。 プール。アピタ。 仲正昌樹『教養主義復権論』読了。著者はとても頭のいい人だが、ポジティヴな影響は与えにくい人だという気がする。結局、きちんと勉強しなさい、ということになるからだ。でも、それが一番の処方箋なのかも知れない。 しかし思うのだ…
日曜日。曇。 カルコス。BOOK OFF。 # 廣松渉『資本論の哲学』読了。資本論の哲学 (平凡社ライブラリー)作者: 廣松渉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 69回この商品を含むブログ (6件) を見…
晴。 ソギャル・リンポチェ『チベットの生と死の書』読了。叡知に満ちた書。こんな本は滅多にない。(関連サイトはこちらとこちら。)日録に書く。 思うのだが、我々は、自らの精神的な貧しさをとことんまで知ることが、いま決定的に重要なのではあるまいか…
晴。時雨れる。 鴇田文三郎『チーズのきた道』読了。一人の学者が、歴史から何まで自分でやらなければならなかった時代には、こういう一見素人っぽい本がよくあった。今では良かれ悪しかれ、どの分野でも専門化が進んだので、こういう具合には書けないだろう…
晴。 カルコス。レンタル店。 『シュタイナー経済学講座』読了。シュタイナーがこんなことまで論じているとは。素人目にはかなり面白い、ユニークな経済学だと感じた。概念の使い方が、他の経済学とまったく違う。しかし、まるっきりトンデモだとも思えない…
晴。 東浩紀編『日本的想像力の未来』読了。頭のいい人たちによる、気持ちの悪い議論。東は「オタクは基本的に要素に反応しているだけである、彼らは実は内容は見ておらず、その要素を動物的に消費しているだけだというのが僕の考えです」(p.242)と言って…
晴。 大垣。 堀江敏幸『ゼラニウム』読了。ゼラニウム (中公文庫)作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/09/22メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る
休日。晴。 写真屋。 慧皎『高僧伝(四)』読了。高僧伝(四) (岩波文庫)作者: 慧皎,吉川忠夫,船山徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/09/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る鈴木宗男と佐藤優の共著『反省』…
日曜日。天気を心配していたが、晴。恒例になってきた感のある、京都への日帰り家族旅行である。これで三回目。 いつものように、岐阜羽島駅までは車で、そこから新幹線こだまで京都まで。なのだけれども、いつも指定席を取るのだが、今日は喫煙車しか取れず…
雨。 慧皎『高僧伝(三)』読了。高僧伝(三) (岩波文庫)作者: 慧皎,吉川忠夫,船山徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/17メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る# シューマンのピアノ協奏曲を聴く。ピアノはリヒ…
晴。 慧皎『高僧伝(二)』読了。高僧伝 二 (岩波文庫)作者: 慧皎,吉川忠夫,船山徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/11/13メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る# 曼荼羅を見る。
晴。 慧皎『高僧伝(一)』読了。高僧伝〈1〉 (岩波文庫)作者: 慧皎,吉川忠夫,船山徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/08/18メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (7件) を見る# ストラヴィンスキーの詩篇交響曲、三楽章の交…