射影空間

射影平面

射影直線と同様に、射影平面というものを考えることもできる。斉次座標を (l : m : n) とするとき(l, m, n は複素数)、これの全体 を 2次元複素射影空間、あるいは複素射影平面と呼ぶ。斉次座標はもちろん比 l : m : n のみが意味をもつ。すなわち、(al, a…

射影直線の関数体

斉次座標 (l : m) について l, m の多項式 F(l, m) を考えるとき、変数 a を使って が成り立つとき、F(l, m) を d次斉次多項式と呼ぶ。これは と書けることを意味する。

射影直線

2次元複素空間 で、点(0, 0) 以外の点を (l, m) と置くとき、その比 l : m を考えてこれを一点と思い、(l : m) と書く。これの全体を と記して複素射影直線(1次元複素射影空間)と呼ぶ。