2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三次元空間の中の円

id:Hyperion64 さんが書いておられるとおり(参照)、三次元空間の中の円を方程式で表すのは、結構面倒くさい。特に、上のブログ記事のように定式してしまうと、ちょっと泥沼である。

こともなし

晴。 早寝。たくさん夢を見る。

内田樹『私の身体は頭がいい』

曇。眠い。 # 図書館から借りてきた、内田樹『私の身体は頭がいい』読了。いやあ、おもしろいおもしろい。僕には内田樹はどうでもいい文筆家なのであるが、それは氏を軽んじているからではない。内田樹は大変な人物だと思う。ただ、沢山の人が氏の本を読ん…

クレア・コールブルック『ジル・ドゥルーズ』

晴。 大垣。帰りに市民公園に寄る。紅葉は残念ながら、一日遅かった。昨日はあざやかだったから、カメラをもっていけばよかったのだが。しかしまあ、絵を書いている人がいたりとか、若い女性がベンチで読書していたりとか。 # 図書館から借りてきた、クレア…

コーシー=リーマンの関係式

だいぶ日にちが開いてしまったが、実数の偏微分の定義からコーシー=リーマンの関係式を導こう。

こともなし

晴。寒くなった。この冬初めてコートを着る。 音楽を聴く。■シューマン:ピアノ四重奏曲op.47(ラビノヴィチ、シュヴァルツベルク、今井信子、マイスキー)。まず、ラビノヴィチのピアノの美しい音に惹きつけられる。名手たちの弦も、潤いがあって、この曲に…

『ブッダの 真理のことば・感興のことば』/原田泰『若者を見殺しにする日本経済』

晴。 『ブッダの 真理のことば・感興のことば』読了。中村元訳。「真理のことば」はいわゆる「ダンマパダ」。中村元は有名な研究者だが、実際の修行者・仏教者でもあったのだろうか。ちょっと気になる。ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)作者: …

横張誠編訳『ボードレール語録』

雨。県営プール。 この数日しんどかったのだが、何とか脱してきた感じ。本もまったく読めなかったな。 # 横張誠編訳『ボードレール語録』読了。看板に偽りあり。これはボードレールの「語録」ではなくて、完全に「ボードレール研究」に他ならない。それも、…

こともなし

日曜日。晴。一日中ダラダラ過ごす。

『ブレイク詩集』/森茉莉『父の帽子』

休日。晴。 音楽を聴く。■マーラー:交響曲第一番(シャイー)。今風に、ナチュラルに演奏されたマーラー。ここまでのものを創り上げるのは、そう簡単ではないだろう。ただ、元気いっぱいなのはいいが、ちょっと陰影に乏しいような気もする。シャイーの感性…

鶴見俊輔『ことばと創造』

晴時々曇。夕方、時雨れる。十時間くらい寝た。 鶴見俊輔『ことばと創造』読了。いいことを言っておられるし、頭もいい。しかし、イデオロギーの硬直と感性の「ダサさ」は、何とかならないかと思う。前にも書いたが、鶴見氏の文章の展開は、驚きがない。だい…

トゥキュディデス『歴史(下)』

曇。 音楽を聴く。■オネゲル:二つのフルートとピアノのための小組曲H.89、三つの対位法H.43、フルート、チェレスタ、ヴァイオリンとヴィオラのための対話H.216、序奏と踊りH.217、イントラーダH.193、トロンボーンのためのオマージュH.59。変った編成の曲が…

大治朋子『勝てないアメリカ』

晴。 大治朋子『勝てないアメリカ』読了。副題「『対テロ戦争』の日常」。本書をどう紹介しようか迷う。まあ、副題が示しているとおりだとは云える。アフガニスタンにおける戦争取材を核に、アメリカの「対テロ戦争」の現実を書いている、とでも要約できるだ…

ラ・ボエシ『自発的隷従論』/広江克彦『趣味で物理学』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:シンフォニア・コンチェルタンテ変ホ長調K.364(ムター、バシュメット)。この曲を聴くのはたぶん初めて。まだわかった気はしない。終楽章はちょっと好みかな。■ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第一番op.1(タカーチSQ、シフ)…

偏微分の定義

複素解析のコーシー=リーマンの関係式を導出するため、二変数(実数)の偏微分から考えてみる。

ポリーニの新譜二枚

マウリツィオ・ポリーニの新譜が二枚出た。ようやく入手。一枚は最新録音のベートーヴェンで、もう一枚は七〇年代のライブが、今頃発売された。 まず、最新録音のベートーヴェンのソナタのCDから聴く。曲はすべて、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中では、…

赤坂真理『蝶の皮膚の下』

晴。県営プール。 白い子猫が居ついてしまったようだ。困ったが、どうも仕方がない感じ。 # 赤坂真理『蝶の皮膚の下』読了。セックスの描写は過激なのだが、こういうのはいずれ麻痺してしまう。実際、今のAVの方が過激だろう。病理学的記述も、本書の記述が…

こともなし

日曜日。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第五番K.219、第一番K.207(ムター)。 白い子猫が来た。我々家族に付き纏って離れない。気に入ってもらおうと、必死なのだな。 # トゥキュディデスを読む。早寝。

白洲正子『縁あって』/吉田戦車『火星田マチ子』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第三番K.216、第四番K.218(ムター)。人気ヴァイオリニストのモーツァルトで、美音にして癖のない演奏。爽やか。しかし、この癖のなさは、自分には却って難解なくらいだ。ムターはもう少し聴き込んでみ…

トゥキュディデス『歴史(上)』/池内紀『カント先生の散歩』

晴。寝過ぎ。 音楽を聴く。■モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第二番(ムター)。モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集アーティスト: ムター(アンネ=ゾフィー),モーツァルト,ガルリツキー(ボリス),バシュメット(ユーリ),ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団…

リーマン『幾何学の基礎をなす仮説について』

晴。えらい早起きしたな。 音楽を聴く。■シューマン:クライスレリアーナop.16(内田光子)。立派な演奏だが、爽快感には乏しい。内田光子のピアノは、どうしても粘着質なんだよね。でも、聴き返さないとは云えないが。■リゲティ:ヴァイオリン、ホルン、ピ…

『ルネ・シャール全詩集』

晴。夜寒い。 中華「龍園」にて昼食。ホイコウ丼+焼き餃子。結構食べ出があった。 図書館から借りてきた、『ルネ・シャール全詩集』読了。吉本素子訳。ルネ・シャール全詩集作者: ルネシャール,Ren´e Char,吉本素子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2002/08/…

速水健朗『1995年』/竹内薫『不完全性定理とはなにか』

晴。 音楽を聴く。■シューマン:謝肉祭op.9(内田光子)。申し分のない立派な演奏。この曲の鋭角的なところも瞑想的なところも、充分に表現している。ただ、内田光子独特の粘り気のあるタッチは、あまりシューマンに相応しいとは云えない。ミケランジェリの…

軌道と固定部分群

群Gが集合Mの上に働いているとき、Mの任意の点 x0 に関して、 x0 の軌道 G(x0) (⊂M)と x0 の固定部分群 (⊂G)との間には、密接な関係がある。

共役類と中心化群

ここでは、群Gの自分自身の上への両側からの働き を考えることにし、G‐軌道というときにはすべてこの働きに関するものだとする。 (定義)a∈Gに関し、a を含むG‐軌道に属する元を「a に共役な元」という。a に共役な元全体のつくる集合を「a の共役類」…

こともなし

晴。 ホウレンソウや春菊に覆いを被せる。放っておくと、ヌートリアがやわらかい葉を全部食ってしまうのだ。夜活動するので、退治しようとしてみてもなかなか捕まらないのである。 県営プール。カルコス。 # 音楽を聴く。■スクリャービン:六つの前奏曲op.1…

レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』/プーシキン『オネーギン』

日曜日。雨。 音楽を聴く。■ツェムリンスキー:シンベリン組曲(コンロン)。Orchestral Musicアーティスト: Zemlinksy,Voigt,Isokoski,Skovhus,Conlon出版社/メーカー: EMI Classics発売日: 2008/01/21メディア: CDこの商品を含むブログを見る■ミヨー:ボヴ…

群の直積

2つの群G、Hが与えられたとき、集合としての直積 の中に、群の演算を で定義したものを、GとHのやはり「直積」といい、これもG×Hで表す。

群の中心

群Gの元 g で、Gのすべての元と可換になるものの全体は、Gの部分群となる。この部分群をGの「中心」といい、Zであらわす。すなわち、

伊藤和行『ガリレオ』

晴。 音楽を聴く。■ミヨー:家庭のミューズop.245(タロー)。■オネゲル:ヴィオラ・ソナタH.28、ヴァイオリンとチェロとピアノのためのトリオH.214〜アレグロ。オネゲルは自分と相性がよい。ヴィオラ・ソナタはいい曲。 # 伊藤和行『ガリレオ』読了。本書…