昧爽起床。曇。
●『東京ミドル期シングルの衝撃』(宮本みち子、大江守之編著、東洋経済新報社) - 内田樹の研究室
『本書では「ハンカーダウン(hunker down)」という言葉が使われているが、これは人々が「より私的な空間に閉じこもり、他者への信頼度が下がり、なるべくかかわらないようにしている」状態を意味するのだそうである。「引きこもり」である。地域コミュニティにコミットしない/できない状態のことである。』
これ、まさにわたくしである。わたしもミドル期シングルで、私的な空間に閉じこもり、他人や地域コミュニティとなるべく関わらないようにして生きている。ただ、家族(老両親)がいるぶん、まだマシなだけだ。
このエントリの文章は、とても納得がいくものだった。そして、わたしは田舎者だが、わたしのような人間が既にマジョリティになっているのが、現代東京の現実なのである。
また、田舎の女性は都会へ出る、という事実も、田舎に住んでいるとよく実感される。女性は田舎を好まない。田舎の消滅は必至である。しかし、こうなると、日本の食料生産は誰が担うんだろう。
NML で音楽を聴く。■ヴィヴァルディのフルート協奏曲 ト短調 op.10-2 で、フルートはパトリック・ガロワ、オルフェウス室内管弦楽団(NML、CD)。■シェーンベルクの室内交響曲第一番 op.9 (ウェーベルン編)で、ピアノはヤロミール・クレパーチ、プラジャーク・クヮルテット(NML、CD)。■リゲティのヴァイオリン協奏曲で、ヴァイオリンはカン・ヘスン、指揮はピエール・ブルーズ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(NML、CD)。
■ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第七番 op.59-1 で、演奏はクイケン四重奏団(NML、CD)。
昼。
メイン機の Linux Mint を 21.3 Virginia にアップグレードする。
うとうとする。
肉屋。よさそうな牛肉が半額だったので、牛丼用に買ってきた笑。
■ドビュッシーの「映像」第一集で、ピアノはイヴァン・モラヴェッツ(NML)。イヴァン・モラヴェッツ(1930-2015)は84歳で亡くなったチェコの名ピアニスト、だそうだが、これを聴くまで全然知らなかった。録音は NML にたくさんある。
夜。
■ハイドンのピアノ・ソナタ第六十番 Hob.XVI:50 で、ピアノはラルス・フォークト(NML)。なかなかのハイドン。軽くて洒落たところがある。ラルス・フォークトは 2023.3.17 にまとめて聴いている。既に51歳で亡くなった。
■ブラームスの 六つのピアノ曲 op.118 で、ピアノはエレーヌ・グリモー(NML)。
■バッハの 二声のインヴェンション BWV772-786 で、ピアノはクリストフ・エッシェンバッハ(NML)。ピアノの初学者向けのお手本として、エッシェンバッハが録音したものだが、ふつうに聴くに値するし。
iPad mini でフー・ツォンのスカルラッティを BGM として聴く(NML)。
一周してもう一度聴く。演奏はいいし、好きな曲が多い。
Ubuntu の GParted を使って HDD の NTFS パーティションをリサイズしようとしたところ、エラーが出る。なので、Windows を立ち上げて、コマンドプロンプトで chkdsk /f を実行する。
再度リサイズを実行、成功する。しかし、今度は HDD がマウントできなくなった。もう一度 Windows で chkdsk /f を実行。
マウント成功。別の SSD から、容量を増やしたパーティションに必要データをコピーする。時間がかかるので、眠っている間に実行させる。