理系

赤尾和男『線形代数と群』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:ゴルトベルク変奏曲(スコット・ロス)。不世出のチェンバロ奏者、スコット・ロスのゴルトベルク変奏曲。よくわからない。巨大な謎。Bach J S: Goldberg Variationsアーティスト: Bach J S,Scott Ross出版社/メーカー: Warner Cla…

菅野昭正『小説家 大岡昇平』/大橋崇行『ライトノベルから見た少女/少年小説史』/小野田博一『ようこそ「多変量解析」クラブへ』

曇。 音楽を聴く。■バッハ:カンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」(カール・リヒター、参照)。現代にはこんな重厚さはないよ。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第三十二番op.111(アラウ1965)。■メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第二番op.13…

武村政春『巨大ウイルスと第4のドメイン』

晴。ああ、よく寝た。昨晩寝る前に読んだ澁澤龍彦が、劇的に効いた(別に精神的サプリメントとして使うわけじゃないですけれど)。しかし、考えてしまう。文明論的問題でしょう、これは。 音楽を聴く。■バッハ:鍵盤、ヴァイオリンとフルートのための三重協…

今村勤『物理と関数論』/ジッド『狭き門』

曇。 音楽を聴く。■テレマン:序曲イ短調TWV55-a4(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■ハイドン:交響曲第百四番(バーンスタインNYPO 1958)。■ドビュッシー:前奏曲第一巻(パスカル・ロジェ、参照)。 # 県営プール。…

Venkat Subramaniam『Javaによる関数型プログラミング』/シン=トゥン・ヤウ&スティーヴ・ネイディス『見えざる宇宙のかたち』

日曜日。雨。 音楽を聴く。■テレマン:序曲変ロ長調TWV55-B7(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■バッハ:ピアノ協奏曲第七番BWV1058 (シフ、参照)。■シューベルト:弦楽四重奏断章ハ短調D103、弦楽四重奏曲第五番D68(…

永山薫『増補 エロマンガ・スタディーズ』/ローレンス・M・プリンチペ『科学革命』

早朝、曇。晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:バスーン協奏曲K.191(トン・コープマン、アムステルダム・バロック管弦楽団、参照)。佳演。あまり聴いたことのない曲だが、さすがにモーツァルトだな。古楽器での演奏なので、やはりバスーンは大変そう。■メン…

大岡信『詩集 鯨の会話体』/西島和彦『力学系と自然法則』

日曜日。曇。 音楽を聴く。■テレマン:序曲ニ短調TWV55-d2(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■ベートーヴェン:交響曲第三番「英雄」op.55(ラトル、参照)。悪くないことない? どう考えても、スケールの大きい一流の演…

小平邦彦『解析入門』/ロジャー・パルバース&四方田犬彦『こんにちは、ユダヤ人です』

晴。 ウラで樹を切っている。朝からチェンソーの音がブウブウうるさい。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第七番op.97-1、第八番op.121a、第十一番WoO.38、第十二番WoO.39(トリオ・ヴァンダラー、参照)。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第十三…

こともなし

雨。 音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第三番BWV827(アラウ、参照)。最初ヒューイットの演奏で聴き始めたが、凡庸すぎて堪えられないので、アラウのに切り替える。これはもう何十回聴いたかわからない演奏だが、いまだに聴くに値するのがすごい。■ベート…

奥村博&渡邉雅之『アルベロス 3つの半円がつくる幾何宇宙』

晴。 甥っ子たちの相手をする。彼らは iPad なんかは、すぐに使いこなしてしまう。しかしゲームが好きですね。意外と単純なゲームで楽しんでいるのだが。こりゃ iPad が欲しくなるだろうなあ。 皆で手力雄神社まで、歩いて初詣。やはり混雑している。 夕方、…

深谷賢治『解析力学と微分形式』/吉田健一『おたのしみ弁当』

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第二番op.100(ムローヴァ、アンデルジェフスキ、参照)。佳演。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十八番op.31-3、ロンド ハ長調op.51-1、ロンド ト長調op.51-2、ピアノ・ソナタ第二十八番op.101(リヒ…

長尾雅人『「維摩経」を読む』

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第三番op.108(ムローヴァ、アンデルジェフスキ、参照)。佳演。■フンメル:弦楽四重奏曲ト長調op.30-2(デルメSQ、参照)。こういうのを聴くと、ベートーヴェンは孤立した作曲家ではなかったのだなあと…

アクセス数の多い理系記事

僕のブログにしては予想外にアクセスされるので、やはりみんな困っているところは一緒だなあと。 与えられた2直線の間の距離について(主に3次元以上の場合) - オベリスク備忘録(跡地) 曲面の法線ベクトル - オベリスク備忘録(跡地) 三次元空間の中の円…

黒川信重『リーマン予想を解こう』

曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:弦楽四重奏曲第五番K.158、第六番K.159、第七番K.160(ターリヒQ、参照)。■ブルックナー:交響曲第三番(チェリビダッケ)。かなりいいな。特に第二楽章。ブルックナーの感性は自分に欠けている部分が大きい。相変らず、チ…

アルフケン&ウェーバー『関数論と微分方程式』

晴。はー、信じられないくらいめちゃ寝た。 図書館から借りてきた、ジョージ・アルフケン&ハンス・ウェーバー『関数論と微分方程式』にざっと目を通す。自分には合ったレヴェルかな。借り直してくるか。基礎物理数学 (Vol.2) 関数論と微分方程式 KS理工学専…

ヘルマン・ワイル『精神と自然』/広瀬立成『相対性理論の一世紀』

休日(体育の日)。雨。夜、台風通過。 音楽を聴く。■ブラームス:クラリネット五重奏曲op.115(アレッサンドロ・カルボナーレ、参照)。自分には役に立つ演奏。悪いとは思えない。■サン=サーンス:オーボエ・ソナタop.166、デンマークとロシアの歌による奇…

ペンローズその他『時間とは何か、空間とは何か』

晴。気持ちのいい陽気。 音楽を聴く。■シューマン:交響曲第一番op.38(ロビン・ティチアーティ)。初めて聴く指揮者で、なかなか小気味のいい音楽づくりをしてくれる。これだけではまだわからないが、期待の若い指揮者らしい。Schumann: the Symphoniesアー…

竹内淳『高校数学でわかる 流体力学』

晴。 大垣。BOOK OFF大垣バイパス店。3冊買う。 昼から県営プール。プールはメモリアルセンターにあるのだが、ここで今夜、小田和正のコンサートがあるらしい。機材を積んでいるのであろう、でっかいトラックが何台も停止っていた。 # 竹内淳『高校数学でわ…

木村陽二郎『原典による生命科学入門』

晴。 音楽を聴く。■バッハ:ヴァイオリン・ソナタBWV1019a(ムジカ・アンティクァ・ケルン、参照)。プレストが速い速い。しかし、成立している。古楽器でも自由な演奏なのだ。■モーツァルト:フルート協奏曲K.314(アンサンブル・シェーンブルン、参照)。M…

志村五郎『数学をいかに教えるか』/いとうせいこう&みうらじゅん『見仏記』

曇。昨晩夜更かししたので、遅くまで寝ていた。 うどん「恵那」にて昼食。恵那ころ蕎麦1000円。 音楽を聴く。■バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第一番BWV1027 (ムジカ・アンティクァ・ケルン、参照)。■ストラヴィンスキー:春の祭典(アンセル…

『パスカル 数学論文集』

雨。のち曇。 音楽を聴く。■モーツァルト:フルート協奏曲ト長調K.313(アンサンブル・シェーンブルン、参照)。こう演奏されると、モーツァルトだとモダン楽器より、古楽器の方が自然に聴こえるくらいだな。それにしても素晴らしい。聴いていてうっとりして…

ケインズ『お金の改革論』/柏太郎『新版 演習場の量子論』

雨。のち曇。溽暑。よく寝た。 音楽を聴く。■ショパン:バラード第二番、第三番、第四番、スケルツォ第一番、第二番、第三番、第四番、タランテラop.43(ルービンシュタイン、参照)。素晴らしい。こんなに熱中してショパンを聴いたのは久しぶり。自分がもし…

柄谷行人『帝国の構造』/佐藤文隆『対称性と保存則』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第二十四番K.182(ベーム、参照)。 # 柄谷行人『帝国の構造』読了。副題「中心・周辺・亜周辺」。近年の柄谷の著作の中では、個人的にはもっとも面白かった。このところの著作の延長線上にあり、独自の四つの交換様…

仲野徹『エピジェネティクス』

晴。酷暑。 音楽を聴く。■バッハ:イギリス組曲第二番(ルセ、参照)。■ベートーヴェン:三重協奏曲op.56(カピュソン、マイスキー、アルゲリッチ、ラビノヴィチ=バラコフスキー、参照)。この曲は今ひとつ理解していないので、はっきりしたことは云えない…

草場公邦『ガロワと方程式』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第二十九番K.201(ベーム、参照)。■ハイドン:ディヴェルティメントHob.XIV:9、Hob.XIV:8(パルンボ、参照)。 # 図書館から借りてきた、草場公邦『ガロワと方程式』にざっと目を通す。前にも一度目を通しているが…

山本義隆『世界の見方の転換3』/岡崎武志『貧乏は幸せのはじまり』

曇。 音楽を聴く。■シューベルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調D960(ケンプ、参照)。悪かろう筈がない。■レーガー:ヴァイオリンと管弦楽のための組曲op.103a、スケルッツィーノ(フォルヒァート、シュタイン、参照)。 # 山本義隆『世界の見方の転換3』読了…

山本義隆『世界の見方の転換2』

曇。 音楽を聴く。■サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第二番op.92(フロレスタン・トリオ、参照)。サン=サーンスは大したことないと云われそうであるが、僕は結構いいと思う。ちょっとフォーレっぽい感じ。巨匠たちが切り開いた道を、素直に歩んでいると云う…

こともなし

曇。架空のコンピュータ・ゲームが中心になっている、不思議な夢を見た。甥っ子たちが出てきたり、会ったことももちろんない中沢新一さんが出てきたり。ゲームは、異様にリアルな、戦闘機のフライト・シミュレーションに関するものだった。今ではゲームは殆…

八木沢敬『神から可能世界へ』

晴。 散髪。県営プール。 八木沢敬『神から可能世界へ』を読んでいて、ちょっと気になるところがあったので、読了していないがメモしておく。p.39-42 の自然数の構成だが、本書のやり方では明らかにダメである。本書では「マリコの左手の指」と「マリコの右…

吉田伸夫『素粒子論はなぜわかりにくいのか』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十四番op.78(アラウ)。■ブラームス:ピアノ協奏曲第一番op.15(ブッフビンダー、アーノンクール、参照)。まずまず素晴らしい。ブッフビンダーはこの曲、完全に手の内にあるようで、第二番よりずっと…