草場公邦『ガロワと方程式』

晴。
音楽を聴く。■モーツァルト交響曲第二十九番K.201(ベーム参照)。■ハイドン:ディヴェルティメントHob.XIV:9、Hob.XIV:8(パルンボ、参照)。

図書館から借りてきた、草場公邦『ガロワと方程式』にざっと目を通す。前にも一度目を通しているが、代数学は抽象的だし、やはりガロワ理論はむずかしい。なかなかざっと見たくらいではわかるものではないな。また何度でも借りてこよう。

ガロワと方程式 (すうがくぶっくす)

ガロワと方程式 (すうがくぶっくす)


音楽を聴く。■R・シュトラウス:五つのピアノ曲op.3(グレン・グールド)。どうしようもなくこの曲が聴きたくなる時がある。自分はグールドの演奏しか知らないが、もちろんこれでなくてはならない。どこか、晩年のブラームスピアノ曲を思わせるところがないでもなく、透徹した美を感じさせる部分がところどころにある。また、グールドの、何という格好よさ! 普段あり得ない部分に、ピンと心地よい緊張の糸が張っている。その射程。グールドはこのところあまり聴かないが、やはりこんなピアニストは古今無双だ。しかし、どうして(これほどでなくとも)個性的なピアニストがいなくなってしまったのか。いや、ここはグールドを言祝ごう。そして、反動的なR・シュトラウス、ばんざい!■シューマン:交響的練習曲op.13(サンソン・フランソワ1955)。聴いてもいい演奏ではあるが、フランソワは明らかにテキトーに弾いている。きっとワン・テイクであろう(スタジオ録音なのに、ミスタッチが散見される)。繰り返しも弾かれないし、技術的にも綻びが多い。フランソワのファンならまあどうぞ。



まあ、正直言うと、曲以外はマジダサい(笑)。今ってこういうのが当り前なんですか。So cute とか書いている外人はなんだろう。別にいいけど…。いや、ファンの方々には済みませぬ。
 しかし、今のアイドルのダンスがよくわからないのだが。ちょっと恥ずかしくね。これなんか、最初の部分、千手観音かと思った…。