大岡信『詩集 鯨の会話体』/西島和彦『力学系と自然法則』

日曜日。曇。
音楽を聴く。■テレマン:序曲ニ短調TWV55-d2(ペイエ、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブリュヘンセ、参照)。■ベートーヴェン交響曲第三番「英雄」op.55(ラトル、参照)。悪くないことない? どう考えても、スケールの大きい一流の演奏だが。聴き応えがあって、大満足。アマゾンのレビューは厳しすぎないか? それから、この曲はベートーヴェン交響曲の中で、いちばん充実しているね。■ショパン夜想曲op.62-1, op.62-2、マズルカop.59-1, op.59-2, op.59-3(ピリス、参照)。美しい音。■■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第四番op.7(アラウ1964)。時々この曲が聴きたくなる。ミケランジェリの録音があるが、このアラウも充実している。

図書館。いつも云うことだけれど、数学・物理の棚とコンピュータ書の棚はもう少しアップデートして欲しい。それに、スタンダードな専門書が少なすぎる。いくら図書館では入門書が大切だと云っても、同工異曲の微積本が一〇冊以上あるとか、考えが足らなさすぎる。ねえ、各務原市立中央図書館さん。
図書館から借りてきた、大岡信『詩集 鯨の会話体』読了。うーん、大岡信ってこんなものだったか。悪くないところもあるが、「ぽえむ」が多すぎる。確かに技術はあるので、どれも上手く纏まってはいるが。年齢かなあ。

鯨の会話体―詩集

鯨の会話体―詩集

図書館から借りてきた、西島和彦力学系自然法則』にざっと目を通す。そんなにむずかしいことを取り扱った本ではないが、何故か自分にはわかりにくかった。まだまだ修行が足りないね。相当に古い本で、まあ物好きが目を通すくらいだろうな。西島先生は偉い方だが、今では他に良書がたくさんあるだろう。もう少し読み直してみるつもりだが。
力学系と自然法則 (物理学の廻廊)

力学系と自然法則 (物理学の廻廊)