2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今日から二泊三日で、東北観光に出かける。天気はどうやら良さそう。朝七時前にバスに乗り、いつもの如くJR岐阜駅へ。予定の列車にギリギリ間に合って、名古屋へ。乗り換えの間に先に昼食の駅弁を買い、名古屋08:03発の新幹線に乗り換えて東京まで。東京駅で…
ちょっと問題に出会ったので。漸化式 の一般項が求められるでしょうか。
晴。 荒井信一『コロニアリズムと文化財』読了。題からは明瞭でないが、韓国併合以降、日本人が官民共に、朝鮮(半島全体をこう呼んでおく)から文化財を大量に略奪してきた歴史を記述する。根こそぎ略奪したという印象で、弁解の余地はない。官民共にひどい…
曇。驟雨。 中沢新一『神の発明』再読。これは「カイエ・ソバージュ」の中でも重要な巻。一神教の誕生が素描されている。著者は多神教の神を「メビウス縫合型」と「トーラス型」の二種類に分け、この内「トーラス型」の神が突出すると、一神教の「唯一神」に…
曇。 今日はTSUTAYA長森店へ行ってみる。ここも思ったほど好みのCDがないなあ。ちょっと高いし。レンタル店のハシゴ。いつもの「ビデオ・イン・アメリカ」各務原店は火曜半額。三洋堂書店各務原店にも行ってみる。 ビル・エヴァンスを聴く。スタンダードだね…
晴。 うどん「恵那」にて昼食。久しぶりにレンタル・ショップへ行ってCDを借りようとしたのだが、自分の聴くような音楽が大幅に減っている。ガキンチョ向きかうるさいやつばかりではないか。たくさん借りようと思っていたのになあ。店を替えるか。 増谷文雄…
日曜日。晴。 カルコス。 ジャンバッティスタ・ヴィーコ『自伝』読了。注多数。『新しい学』も読みたくなってきた。自伝 (平凡社ライブラリー)作者: ジャンバッティスタ・ヴィーコ出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2012/08/10メディア: 単行本(ソフトカバー…
晴。 大江健三郎『人生の親戚』読了。のっけから幼稚な感想ですが、大江健三郎はエロい! 本作のヒロインであるまり恵は、共に障害者である(ひとりは身体、もうひとりは精神)二人の子供を、彼らの自殺で失ってしまうという、プロットだけからすると本作は…
晴。 ジーン・シャープ『独裁体制から民主主義へ』読了。独裁体制を倒し、その後に民主主義体制を確立するための方法を研究した書。かなり一般的、抽象的な分析がなされているが、単なる思弁の書ではなく、現実をよく知った上で抽象化されたものである。本書…
晴。猛暑。 スタンダール『アンリ・ブリュラールの生涯(下)』読了。確かに面白い。非常に面白いと云ってもいい。しかし何が面白いのかと考えると、わからなくなる。何かとても微妙なもの。文体と云ってもいいと思うが、名文というわけではない。個性。そう…
晴。 今日は忙しかったです。でも充実。 アラウの弾くモーツァルトを聴く。ピアノ・ソナタ第十二番。この演奏で聴くと、じつに深い曲だとわかる。終楽章の転調は奇跡的。演奏のテンポの遅さはまったく気にならないし、じっくりと納得させる。繰り返しがすべ…
晴。 スタンダール『アンリ・ブリュラールの生涯(上)』読了。アンリ・ブリュラールとは(多数の偽名をもっている)スタンダールの本名で、本書は一種の自伝である。但し、年代順にきちっと書かれているわけではなく、資料にも当っていなくて、興味の趣くま…
晴。 エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵『夢の操縦法』読了。立木鷹志訳。自分は国書刊行会に特別な思い入れはないが、こういう頗る面白い奇書を翻訳・出版してくれるのには、脱帽する。本書については、多くの人と同じように、自分も澁澤龍彦経由で知ったのであ…
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールによる『野生の思考』を聴く。ペペ・トルメント・アスカラールは、菊地成孔の結成した変った編成のオーケストラで、サキソフォン、バンドネオン、ハープ、弦楽四重奏団、ピアノ、ウッドベース、パーカッション2名…
日曜日。晴。 カルコス。 中沢新一『愛と経済のロゴス』再読。ほぼ十年前の本だが、現在でもまだまだちっとも読み解かれているとは云えない。本書から汲み取るべきものはじつに沢山ある。些細な例を挙げれば、資本主義の誕生に、十八世紀に始まった「自由な…
すごい雷雨。風も強い。 やっと今日でしんどい日々が一段落した。ようやく休める。 # 岩村暢子『変わる家族 変わる食卓』読了。先日読んだ養老孟司の新書で著者に興味を持ったので、とりあえず文庫本を三冊注文した。その一冊目。現代の家庭のあり方を、家…
晴。 山下達郎の「街物語」を聴く。前にも書いたが、懐かしいリズムだ。思えば自分の学生生活の中で、このリズムはいつしか常に意識の底に秘めているようなものだったと思う。もちろん、最近出た「街物語」ではないが、「Paper Doll」とか「Rainy Walk」など…
HMVのマルチバイ商法に引っ掛かって(笑)、つい注文してしまった、クラウディオ・アラウのモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集を聴く。まだアラウが存命のとき、何枚かCDを買っていたものであるが、BOXセットが出たので入手した。だから、演奏のすばらしさは…
晴。 サーバー『傍迷惑な人々』読了。ユーモア短篇集だって? とんでもない、恐怖短篇集かと思ったよ。青山南氏の解説には、僕がそう思ったのも無理はないことがきちんと指摘してあって、さすがだと感心した。サーバーの笑いというのは、必ずしも「健康な」…
クリフォード・カーゾン(1907-1982)が英デッカに残した全録音を網羅したBOXセットが出た(CD23枚とDVD1枚)。早速HMVで購入。何から聴こうか迷う。 とりあえずラインアップを見てみると、ブラームスのピアノ協奏曲第一番の録音が、三種類もあるのに気づく…
晴。驟雨沛然。 禅宗の「抑下の托上」なる発想で云えば、韓国大統領はここ数日、そこまで日本を絶賛してくれなくてもいいと思う。気恥ずかしくてケツの穴がこそばゆくなるではないか。 # 長谷川宏『ことばへの道』読了。まったく感心しなかった。自分の力で…
降ったりやんだり。 今日から三日間、お盆休み。妹一家と名古屋の伯母来訪。 カント『道徳形而上学の基礎づけ』読了。本書は初めて読む。カントの道徳学としては、最初に発表されたものである。具体的な例がたくさん取り上げられてあって、とても面白い。い…
曇時々雨。すごい夕立だった。 ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ『哲学とは何か』読了。祝文庫化。これは単行本を持っていなかったので、文庫化は有難かった。哲学とは何か (河出文庫)作者: G・ドゥルーズ,F・ガタリ,財津理出版社/メーカー: 河出書房…
日曜日。晴。 カルコス。図書館。 ドストエフスキー『二重人格』読了。ドッペルゲンガーというのは「二重人格」なのだろうか。だいたい訳者のあとがきによれば、本書の主人公であるゴリャートキン氏の「分身」は、幻覚だとされるのだが、本書の記述に従うか…
消費増税法案が参議院でも可決された。まあ、阿呆くさいことではあるが、それはわかっていたことである。が、今朝の朝日新聞朝刊(名古屋本社版)を読んでいて、我が目を疑った。社説は相変わらず増税賛成で、可決はよかったというものであるが、解説記事と…
曇時々雨。 うおー疲れた。明日はやっと休みだー。疲れて空き時間に本が読めない。iPod大活躍。スクリャービンのピアノ・ソナタとか、シベリウスの弦楽四重奏曲などを聴く。山下達郎少々。アルバム「SONORITE」がようやくわかってきて、(いろいろ言われてい…
晴。 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』読了。仕事場で空き時間に読んでいたのだが、じつに面白かった。オジサンが云うのも何だが、著者の恋愛に対するスタンスが独特で、ちょっと若い頃のことを思い出してしまいましたよ。変な言い方になるが、著者の描く恋愛は…
晴。 桜井徳太郎『新編 霊魂観の系譜』読了。古来の日本人の霊魂観を探るに、批判的な視点は保持しつつ、民俗学の成果を取り入れておこなった論考である。柳田国男や折口信夫の探求がベースになっているのは明らかであり、それは正しい態度だろう。すなわち…
晴。 博多ラーメン「まっしぐら」にて昼食。半チャンセット780円。オーソドックスな博多ラーメンで、なかなか美味しい。スープは食すと意外にあっさりで、個人的にはもっとこってりしていてもよかった。きくらげ多し。チャーハンもまずまず。 # 眠い。桜井…
晴。 大垣。イオンのコメダ珈琲にて昼食。ミックストーストとホットコーヒー。 澁澤龍彦『私の少年時代』読了。ほとんど既読なような気がする。もう少し澁澤のファンが喜ぶようなアンソロジーにしてほしい。私の少年時代 (河出文庫)作者: 澁澤龍彦出版社/メ…