『ガウス 数論論文集』

曇時々雨。
うおー疲れた。明日はやっと休みだー。疲れて空き時間に本が読めない。iPod大活躍。スクリャービンのピアノ・ソナタとか、シベリウス弦楽四重奏曲などを聴く。山下達郎少々。アルバム「SONORITE」がようやくわかってきて、(いろいろ言われていますが)自分の中で評価が高くなってきた。ちょっと聴いただけでは普通っぽいのだが、とにかく職人芸でクオリティが高いし、さり気なく高度なことがやってあったりする。まあ達郎の曲はみんなそうだが、特にアレンジがすごい。で、少年っぽいというか、ブラッドベリっぽいというか、そういうところは相変わらず。格好いいです。
 もう少し(変なことを)云っておくと、このアルバムの特徴は、いわば「モダンとポストモダンの融合」なのだ。非難する人は、この「ポストモダン」のところに引っ掛かるのではないか。しかし、単純ではないのである。自分にとって達郎は、最初の四枚のアルバムで尽きているのだが、このアルバムだってその延長上にあるのだ(というか、それがようやくわかった)。これでいいでしょうか。

SONORITE(通常盤)

SONORITE(通常盤)


ガウス 数論論文集』にざっと目を通す。高瀬正仁訳。いや、ほんと、目を通したというだけです。でも、数論の入門書が読んでみたくなった。岩波の「現代数学への入門」のシリーズから単行本化されたのは持っているから、読んでみるか。あれ、前に目を通したかな? それから、高瀬先生の『ガウスの数論』も再読できるといいなあ。
ガウス数論論文集 (ちくま学芸文庫)

ガウス数論論文集 (ちくま学芸文庫)