2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

こともなし

晴。 寝ている中、透明で澄み切ったところに核ができて相転移する。NML で音楽を聴く。■モーツァルトのミサ曲第十八番 K.427 で、ソプラノはシルヴィア・マクネアー、メゾ・ソプラノはダイアナ・モンタギュー、テノールはアンソニー・ロルフ=ジョンソン、バ…

ブリテンの「戦争レクイエム」を聴く

晴。 自信を失う夢。高校生くらいに戻っていて、学校に行っている。妹とかも出てくる。いろいろとやり直す必要があって、がっくりきているわたし。でも、これは逆説的だが悪くない夢だ。アポリアに嵌ったように感じていたが、変化の予兆。この一月くらいアニ…

鈴木大拙『東洋的な見方』

晴。午前中、うとうと。 昼寝。何かもう五月終わりかよって感じ。一生あっという間。庭に出たら一瞬で七八箇所、蚊に喰われた。 茗荷の陰にモンシロチョウが寝ている。 老父が挿し木をして増やそうとしているイチジクの葉の上に、もうカミキリムシが来ていた…

フィクションの世界で受けた「傷」、物理学と哲学のわかりあえなさについて / オーウェル評論集『鯨の腹のなかで』

晴。いまのフィクションの世界の過剰。我々の生活している世界が基本的にモダンだとすれば、そこから大きくズレている。フィクションの世界が動いているのは根底的には(「フィクションとしての死」も含む)快感原理に沿ってだ。あるいは、我々がフィクショ…

こともなし

雨。 昨晩は井筒先生を読んで寝た。『意識と本質』第二章は詩論として読める。井筒先生、文学の読みも断然深いな。サルトルに、リルケに、日本の和歌に、芭蕉に、マラルメ。ごろごろ。一日のうち半分以上、ころがっているな。昼から珈琲工房ひぐち北一色店。…

「俺ガイル」3期まで見終えて / ベンジャミン・リベット『マインド・タイム』

曇。「俺ガイル」全3期完結まで見ての簡単な感想。このお話ではインターネットは何ら特別な役割を果たしていないけれど、インターネットが空気のように当り前の時代になった世代の自己の物語だというのを強く感じた。成長しながら自己がゆっくりと形成されて…

仮想世界で生き始めているということ、死の隠蔽

曇。一心法界を内部構造に分解して再び組み直すのに、アニメはとても修行になったな。わたしが既存の自分を壊すのに役に立ったといえるだろう。ま、わたしは近代だからね。スーパー。ごろごろ。 飽きもせず、いつもと同じことを繰り返すけれど。 ぶ厚く我々…

こともなし

曇。老父母の、新型コロナウィルスワクチン接種の予約をネットでする。やはりサーバーにアクセスが集中して、なかなかうまくいかなかった。結局、七月中になんとか二回接種できることに。ごろごろ。肉屋。ぽつぽつと雨。物書きという人種は何についても語っ…

吉村栄一『YMO 1978-2043』

日曜日。曇。毎日夜にアニメを長時間見るという荒行をし続けてもういいかげん疲れたから、ちょっと休憩する。頭の中、アニソンがぐるぐる回ってる。 YMO「BGM」(1981)を聴く。BGM(特典無し)アーティスト:YELLOW MAGIC ORCHESTRA発売日: 2019/05/29メディア…

こともなし

曇。ごろごろ。昼から散歩。 ウチの南天のつぼみ。 鳴くムクドリ。 ユキノシタ。「俺ガイル」を見たからではありません笑。 キンシバイ(金糸梅)。 早寝。

「俺ガイル」の修学旅行

雨。昨晩「俺ガイル」のアニメ2期を半分くらい見たので、恥ずかしいが少しだけ書いておく。修学旅行から極度の鬱展開ですな。でも、だいぶこのアニメに惹かれてきた。比企谷(ひきがや)も雪ノ下も、ようやく深い気持ちが出てきたように思う。二人ともめんど…

こともなし

曇。スーパー。ある文句の正確な出典を確かめようと『パンセ』を取り出して繰っていたところ、そのうち出典などはどうでもよくなってちょっと読み耽ってしまった。かつての中公文庫で、ブランシュヴィック版が元になっている。600ページを超えるぶ厚い文庫本…

こともなし

雨のち曇。一日中ごろごろぼーっとして何もせず。 息だけしていた。夜。 SAO2のマザーズ・ロザリオ編を見返す。

こともなし

晴。 自分のやっていること、疑問だみたいな夢を見た。わたしのやっていることは、他人からは知ったかぶりにも見えるらしい、昔からそうだ。そう見えるなら仕方ないと思っているけれど、ここまでやっても無理で、ムダなのかな。なかなかね。まあ、そんなこと…

『洟をたらした神 吉野せい作品集』

雨。昨晩はアニメの「俺ガイル」(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』)を見ていたのだが、それへの対応で午前中を潰してしまった。何というか、これ、エンタメじゃないね。最初、主人公の自意識過剰で卑屈なモノローグに強烈に違和感があって、1…

こともなし

日曜日。雨。ごろごろ。NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第八番 op.13 「悲愴」、第九番 op.14-1、第十番 op.14-2、第十一番 op.22 で、ピアノはスティーヴン・コヴァセヴィチ(NML)。ベートーヴェン:Pソナタ全集5アーティスト:コバセビ…

最先端と流行、記号や幻想の暴走 / 河合隼雄『宗教と科学の接点』

曇。大垣。 ミスタードーナツ大垣ショップ。ホット・スイーツパイ りんご+ブレンドコーヒー393円。ゆたさんに勧められた、『YMO 1978-2043』を読み始める。著者はわたしとほぼ同世代で、10代に地方都市でYMOを「憧憬の眼差しで」見つめていたという。そりゃ…

四法界の比喩

晴。NML で音楽を聴く。■フランクのピアノ五重奏曲 ヘ短調で、ピアノはアレクサンドル・コリャキン、ブレトン弦楽四重奏団(NML)。よい。Piano Worksアーティスト:Liszt / Koryakin / Breton String Quartet発売日: 2021/05/28メディア: CD 肉屋。クリーニ…

こともなし

曇。昨晩「青ブタ」を見返した勢いでレビューサイトをだいぶ回ったのだけれど、いろいろ思うところがありました。傾向として、女性の評の方が納得でしたねー。逆に、アニオタの感想は、評価の高低にかかわらず納得できないものが多かった。女性の評はおおよ…

健常者の「たましいの歪み」

曇。ごろごろ。 昼寝。珈琲工房ひぐち北一色店。今日はルワンダのコーヒーだったが、これがおいしかった。ルワンダというと、激しい内戦(「内戦」という語を使わない場合もあるようだ)と大虐殺というイメージしかなかったのだが、いまは目覚ましい経済発展…

大栗博司『探求する精神』

曇。スーパー。昼。 書庫(笑)の本棚を已むを得ず移動したりしていたので、元に戻す。棚がぶっ壊れて、木工用ボンドで接着。ひさしぶりにカルコス。前回訪れてから一月以上か。学生の頃は毎日本屋へ行っていたのに、堕落したものだな。 ま、しかし、今日は…

アル・ゴア『不都合な真実』 / エリアーデ『生と再生』

晴。調子よくなし。何にもしたくないな。 ごろごろ。いい天気。畑にいると暑い。 金柑を食う。まだ食べられるな。なぜか北側に生っている方がおいしい。 苺を収穫していたら手にあまい匂いが。カラスより先に採らないとね。 『洟をたらした神 吉野せい作品集…

分業と生の全体性 / 吉田秀和『音楽のよろこび』

日曜日。曇。分業はすばらしい。と同時に諸悪の根源でもある。分業においては、我々は自分の持ち分の小さな領域を完璧にしなければならないし、またすればよい。ゆえに、生の全体性はどうしても失われることになる。 いずれにせよ、我々は分業を完全に否定し…

こともなし

曇。スーパー。昼から米屋。キュウリの苗を買ってくる。 黄砂。寝てばかりいてもいけないので、散歩。 ウチのスイトピー。 ピラカンサの白い花。 近く取り壊される橋。子供の頃からあったので、一抹のさびしさを感じないでもない。 #ガラスの天井、ガラスの…

こともなし

曇。NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏チェロ組曲第二番 BWV1008 で、チェロはアシエル・ポロ(NML、CD)。昼食はしめじとツナの炊き込みご飯。バター入り。■ベートーヴェンの交響曲第九番 op.125 で、指揮は小澤征爾、水戸室内管弦楽団、他(NML)。この演…

こともなし

晴。 昨晩は遅くまで、人気アニメ SAO のアインクラッド編(いちばん最初のやつ)を見返していた。これ、あんまりオタクっぽくない(例えばロリ成分が少ない)、「標準的」な感覚なのも好ましい。いつも書いているけれど、エンタメとしてよくできていて、僕…

勉強合宿最終日

祝日(こどもの日)。強い雨。ごろごろ。 甥っ子は自分で頑張っている。わからないところをわたしが見るという感じ。妹夫婦、迎えに来る。皆でどら焼きでお茶。帰る。 わたしはといえば、先日古書で落掌したエリアーデ『生と再生』を読んでいた。イニシエー…

勉強合宿二日目

祝日(みどりの日)。晴。午前中、甥っ子の数学を見る。なかなかいい感じに解けている。昼から図書館。市民公園は人でいっぱい。 和菓子餅信。柏餅食ったの、何年ぶりだろ。 マックスバリュ。肉屋。肉屋も混雑で、休みだから皆んな肉を食べるのね。どっかの…

甥っ子が「勉強合宿」に

祝日(憲法記念日)。晴。今度は下の甥っ子(高校生になった)が、三日間の「勉強合宿」(笑)に来た。今日は午前中二時間と午後三時間、数学を見ました。ふう。ここのところの朝日新聞、女性差別の問題を積極的に取り上げているな。今日も、憲法にかこつけ…

多田茂治『石原吉郎「昭和」の旅』

日曜日。曇。ごろごろ。 昼寝。そんなに寝ていないのに、目覚めたとき朝かと思った。深く眠っていたようだ。 『アースダイバー 神社編』の続き。第五章、諏訪大社まで読む。興奮しながら読んだわけだが、むずかしすぎ。家族旅行で一昨年諏訪を訪れたことを思…