こともなし

曇。

NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏チェロ組曲第二番 BWV1008 で、チェロはアシエル・ポロ（NML、CD）。

昼食はしめじとツナの炊き込みご飯。バター入り。

■ベートーヴェンの交響曲第九番 op.125 で、指揮は小澤征爾、水戸室内管弦楽団、他（NML）。この演奏はわたしの語彙力を超えている。小澤征爾が病と高齢にもかかわらず、枯れるということをまったく考えていないのは確かだ。持ち前の集中力に衰えはない。生命力の燃焼とか、陳腐な表現で我慢するしかない。

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(Blu-specCD2)

アマゾン・レビューを見ると、小澤征爾が聴こえてこない（あるいは、音楽が聴こえてこない）人がたくさんいるのは、まあわかるというか、そんなものなのだが、それでもこれほどの演奏でそうだというのは、不思議な感じがする。それから、レビューでも誰かが指摘しているが、日本のブラボー馬鹿は救いようがないな。たぶん、演奏がまったく聴こえていなかったにちがいない。編集でカットするとよかったと思うけれども。なお、ライブ録音は後半二楽章のみであり、前半二楽章はセッション録音。当日は前半二楽章を別の指揮者が振ったらしい。やはり、体力的な問題でしょうね。そりゃ、このすさまじい集中力では全部は無理ですよ。

エリアーデの続きを読む。
ごろごろ。

夜。
録画しておいた、東大寺二月堂の修二会の映像（第二部）の、「悔過作法」の部分を見る。