晴。
昨晩は灯りを点けたまま寝落ちしてしまった。
NML で音楽を聴く。■バルトークの弦楽四重奏曲第四番で、演奏はベルチャ弦楽四重奏団(NML、CD)。■ハイドンの弦楽四重奏曲第四十番 Hob.III:48 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NML、CD)。よい。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第十九番 op.49-1 、第二十番 op.49-2 で、ピアノはファジル・サイ(NML、CD)。
昼。
■シューマンの交響的練習曲 op.13 で、ピアノはゲザ・アンダ(NML)。ゲザ・アンダは好きなピアニスト。このシューマン、重心が低くてとってもいい。(昔のブルーノ=レオナルド・ゲルバーの演奏を思い出した。)それほど知られているピアニストとはいえないかも知れないし、もはや現役の CD はあまりないが、DG への録音全集が生きていて、それでたくさん聴ける。1963年の録音、まだわたしが生まれる前だな。
■ショパンの二十四の前奏曲 op.28 で、ピアノはゲザ・アンダ(NML)。ショパンは俗に「ピアノの詩人」なんて呼ばれることがあるが、その意味でもっとも「詩的な」演奏のひとつといってみたい。ゲザ・アンダは上のシューマンの演奏とはまったくちがう、じつに様々なアプローチをもったピアニストなのだな。個々の演奏をバラバラに聴いているだけでは、ゲザ・アンダの多様性に気づきにくいかも知れない。1965年7月27日、オーストリアでのライブ録音。
県図書館。音楽関係の本を何冊か借りてきた。原塁『武満徹のピアノ音楽』(2022)、アンジェロ・ファブリーニの『ピアノ調律師の工具カバン』(邦訳2023)、『ジョン・ケージ 作曲家の告白』(邦訳2019)とか。あと、むずかしそうなのでは、清水高志『空海論/仏教論』(2023)。清水高志はかつて、ミシェル・セールについての本(2004)を購入して読んだことがある。あの頃はまだ頑張って本を買っていたが、今回は図書館で。この人はわたしとほぼ同い年だ。
肉屋へ寄る。牛肉しぐれを作るそうなので、広告の品で安かった牛切り落としを買う。
イオンの「ブラック・フライデー」とやらで老父用に今年もネット注文しておいた日本酒セット(飛騨の渡辺酒造のだ)を取りに、イオンモール各務原へ。土曜日だから駐車場からしてめっちゃ混んでいた。
自家製の生姜で老母がジンジャーシロップを作ったので飲む。うまい。特に寒い日にお湯割りにしたらよさそう。これを炭酸水で割ったら、ジンジャーエールかな。
夜、早寝。風呂を出てすぐ寝る。