こともなし

曇。
 
スーパー。うどん用の天ぷらがなかったので、マックスバリュへ寄る。
野菜や魚などが高くなっている。いつものスーパーだけかと思ったら、マックスバリュでもそうだった。やはり物価が上がっているということかな。
 
NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第一番 BWV1046 で、指揮はベンジャミン・ブリテン、 イギリス室内管弦楽団NMLCD)。近年の古楽器オーケストラによるキビキビとした演奏に比べたら、いかにも古くさい。しかし、とてもよい。2021.2.17 にもまったく同じ感想を書いている。■バルトークのピアノ協奏曲第一番で、ピアノはゲザ・アンダ、指揮はフェレンツ・フリッチャイ、ベルリン放送交響楽団NMLCD)。
 

ウチの石蕗(ツワブキ)。

同じく藤袴(フジバカマ)。
 
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第十一番 op.122 で、演奏はベートーヴェン四重奏団(NMLCD)。■ラフマニノフの十の前奏曲 op.23 で、ピアノはウラディーミル・アシュケナージNML)。若きアシュケナージ(70年代半ば)の傑作。何というナイーブで瑞々しいラフマニノフだろう! 強打鍵の抜けるような美しさもさすがだし、何よりラフマニノフの幻想を充分に引き出している。僕はこの曲集を通して聴いたことはそれほどないと思うが、ここでは第二曲、第五曲などの比較的ポピュラーな曲だけでなく、さほど有名でない曲の唐草文様のような音の絡み合いが、胸が苦しくなってくるくらいロマンティックだ。こんな録音があったとは。

ラフマニノフ:前奏曲集

ラフマニノフ:前奏曲集

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夜。
「昼顔」(1967)を観る。ルイス・ブニュエル監督。24歳のカトリーヌ・ドヌーヴだそうだけれど、わたしには何か老けて見えるな。貞淑な人妻が夫が仕事の昼に客を取っているという、どうも AV とかでよくありそうな話だけれど、幻想とメインの話が連続しているのがおもしろいのかな。