こともなし

晴。
 
NML で音楽を聴く。■モーツァルト弦楽四重奏曲第二十三番 K.590 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NMLCD)。■モンポウ前奏曲集〜No.5, 6, 7, 8, 9, 10 で、ピアノはオレナ・クシュプラー(NML)。2024.2.27 などに聴いてヤナーチェクがよかったクシュプラーだが、このモンポウもなかなかいい。ほぼ無名のピアニスト。2011年の録音。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第三十五番 K.526 で、ヴァイオリンは庄司紗矢香フォルテピアノはジャンルカ・カシオーリ(NMLCD)。前に書いたとおり、鋭くてきたない音の巨大なモーツァルト。まるで現代音楽だ、驚いてしまう。これが庄司紗矢香なのだなあ。楽しくも何ともないモーツァルトで、それは必ずしも悪い意味でない。■ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第一番 op.77 で、ヴァイオリンは庄司紗矢香、指揮はドミトリー・リス、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団NML)。つかれたー。わたしごときに庄司紗矢香はしんどい。この曲はよく知らない、初めて聴くかも知れないが、そうだとすれば、(わたしの)損失だったな。まだまだである。2011年の録音。 
老母が作った、お墓に立てる仏花。

ラッパスイセンと菜の花。連翹(レンギョウ)もあるしモンキチョウも飛ぶから、春は黄色が多いと老母がいった。
 
ほんとだ、モンシロチョウやモンキチョウが庭や畑を飛び始めたな。ようやく意識した。
 
昼。
NHK+ でサイエンスZERO「シリーズ原発事故2024 (1)最新報告 汚染水・処理水との戦い」を観る。
 福島第一原発における「処理水の海洋放出」は政治問題になっているが、いまでも汚染水は一日90トン発生しており、とにかく処理水の保管スペースが足りなくて、海洋放出せざるを得ないのだな。廃炉作業において、現在この処理水の増加の問題がいちばんであり、様々な方法でそれを減らすべくたいへんな努力がなされているのを知って、哀しくなってしまった。
 あと、知らなかったのが、「スラリー」の問題。スラリーとは汚染水から ALPS(多核種除去設備)によって抜き取られた、高濃度の放射性物質を含む「汚泥」のことで、高い放射線量をもつ。これが保管能力の限界に近づきつつあり、それをどうするか、ということ。ほんと、どーすんだよって感じ。
 以上、報道は科学的であり、ためになった。ってわたしが知っても、どうしようもないことだが、知らないよりはマシかも知れない、廃炉作業の現在については、ほとんど何も知らないので。
 しかし、こういうのを観ると、確かに気候変動問題で原発が必要って意見もわからないことはないが、やっぱり素朴に「原発ムリ」って感じもするな。テキトーなことをいって、もし原発事故がまた起きたりしたら、それに責任を取れるのかという。
 

 
さくら荘のペットな彼女』(2012)を第3話まで観返してみる。なつかしー、よくできてるな。2021年の春に観ていた、たぶん、深夜アニメを意図的に観始めた、その最初の頃だ。古いアニメ、好き。
 『さくら荘』の原作者・鴨志田一先生は、『青ブタ』の原作者でもある。
 
夕方、金柑を食う。めっちゃ甘くてうまい。

ヒヤシンス。

ボケ(木瓜)。

スイセン

連翹(レンギョウ)。

カランコエ
いっぱい咲き出した。