車が「メリー・クリスマス」といった

日曜日。晴。
十時間以上眠る。なのにあまりすっきりしない。
朝から気分が落ち込み気味。Depression.
 
心を調えるだけで午前中いっぱいかかってしまったな。
 
昼食は里芋とタコの炊き込みご飯。それから味噌汁の味噌は今日から、11.21 に近江の永源寺へ紅葉を見にいったとき、山奥の道の駅にて購入した地元のもの。おいしかったです。
 
 
珈琲工房ひぐち北一色店。
林達夫 編集の精神』の続きを読む。なかなかおもしろいし、著者は相当の力量がある(って何様)。著者の落合勝人という人は、現役の敏腕編集者ということで、また、わたしと同世代である。
 本書を読んでいると、わたしはかつて「林達夫のような何者か」になりたかったようで、そのことを思い出さずにはいられない。しかしいま、わたしは孤独で無名な、地方の一「何者でもない人間」であり、林達夫とちがって、世界は例えばいまわたしを失っても、何の痛痒も感じないが――まあ、そんなことは正直いって、どうでもいいといえばどうでもいいのだ。一切無意味でも、わたしに(精神的に)やるべきことがまったくないわけでない、ま、わたしは未熟者なので、モチベーションの維持が問題ですけれどね笑。何者かであり、また何かを残すこと、それはわたしに許されていなかったのだと思う。(精神的に)貧しい現代で、一生苦しんで生きる、そういう存在なのだ。
 はてなブログや note などで、若い人たちに人気な、ニセモノで無意味な文章もいろいろと読んでいる。しかし、それはわたしにとって「ニセモノで無意味」なのであり、若い人にこういうのが刺さる、その意味では、わたしにも全然無意味ではないのだ。そういうのを、消化吸収していくこと。そうでなければ、現代の(精神的)貧しさを、どうしようもない。まあ、わたしごときにどこまでできるか、疑問であるが。
 
 
そういやエンジンをかけたら、車が「メリー・クリスマス」といったので、初めて今日がクリスマス(イブ)であることに気づいたのだった笑。
 
ガザで虐殺が続く中、パレスチナヨルダン川西岸地区)・ベツレヘムの「キリスト聖誕教会」でクリスマスが祝われている BBC動画を、見た。イエスユダヤ教徒であったと考えられている(その批判者であったが)。「愛の宗教」であるとも見做し得るキリスト教(ある意味、パウロの作り出した宗教である)は、ガザの虐殺を「正義」とするのか、どうか。
 
 
夜。
【Ref:rain】色づく世界の明日から【AMV/MAD】- YouTube
個人的メモ。このアニメを観たい方は、重大なネタバレになるので視聴をお勧めしない。
 
「みんなの U-NEXT 2023」というサイトを見たら、わたしの今年の U-NEXT 視聴時間は 397時間で、トップクラスの長さなんだってさ。ま、アニメ中心だけれど笑。視聴作品数は 83作品で、こんなに観たのか。作品の(わたしの)視聴時間では「冴えカノ」1期2期がトップで、わー、めちゃくちゃ恥ずかしい。「お隣の天使様」も入っていて、マジかよ笑。バカだなあ、こいつ。
 ついでだから、その他に今年観たアニメ(今年の作品というわけではない)で特におもしろかったやつ、テキトーに作品名だけ挙げとくか。
 コードギアス、ぼっち・ざ・ろっく!、プラスティック・メモリーズ、お兄ちゃんはおしまい!、86-エイティシックス-エロマンガ先生あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない、【推しの子】、サイコパス、君は放課後インソムニア、Vivy、その着せ替え人形は恋をする、トニカクカワイイ境界の彼方化物語月がきれい、色づく世界の明日から、等々。
 いや、バカだわ、こいつ。