こともなし

晴。
昨晩は深夜まで『月がきれい』をつまみ食いして観返していた。めっちゃリアルな中学生(!)の恋愛で、評価サイトを見るとおっさんたちが悶絶しているのが笑える。もちろんわたしもその一である。
 
NML で音楽を聴く。■シューマンピアノ五重奏曲 op.44 で、演奏はトリオ・ヴァンダラー、ヴァイオリンはカトリーヌ・モンティエ、ヴィオラはクリストフ・ゴーグ(NML)。この曲が聴きたくなったので、いろいろつまみ食いしながら、この演奏を選んでみた。トリオ・ヴァンダラーはブログ検索してみると、随分と聴いている。これはかなり速めのテンポだが、何か新鮮なところがあってよかった。終楽章、主題が対位法的に展開されるところでは、思わず感動したくらいである。集中力がみなぎっている。2020年の録音。
 室内楽がお好きな方は御存知だろうが、ピアノ五重奏曲というジャンルは、名曲が多い。シューマンのこの曲は、その中でも特に愛されているそれで、NML での選択肢も、モノラル時代から今に至るまで、数多い。わたしは好きであれこれ聴きすぎたくらいなので、ひとつお勧めをと仮にいわれたら、困る。エリック・ル・サージュがピアノを弾いている演奏とか、安定かな、というような記憶。アルゲリッチなどはいくつかの録音があるはずで、その中のひとつをちょっとだけ聴いてみたが、どうもアルゲリッチだけ突っ走りすぎという感じだった。
 わたしが高校生のとき、まだクラシック音楽を聴き始めたばかりのころ、スメタナ四重奏団+パネンカの録音で、この曲が好きになったのだった。部活の先輩に、「あれはダメだよー」っていわれたのを、覚えている。レーベルは DENON で、かつてスメタナ四重奏団というのは、日本で随分と存在感があったものだが。チェコの名手たちであった。いま、あの録音を聴いたら、どうなんだろうか。全然ダメだなとか、思うのだろうか。

 
 
昼。
足が弱っているし、いい天気なので、75分散歩。

ウチのパンジー


菊。




道路が通り、消滅する景色。

モズ。

道路が通る。交差点の位置がズレた。








竹藪。



最後の方は少し曇った。
 
庭の金柑の実を齧る。鮮烈な柑橘類の味。
 
シューマンのピアノ四重奏曲 op.47 で、演奏はトリオ・ヴァンダラー、ヴィオラはクリストフ・ゴーグ(NML)。ピアノ五重奏曲 op.44 と姉妹のような曲だと、わたしは見做している。これも名曲で、人によってはピアノ五重奏曲より高く評価しておかしくない。
 
 
夜。
就寝御礼 (Original Mix) / PSYQUI - YouTube
ヒステリックナイトガール (Original Mix) / PSYQUI - YouTube