鶴見俊輔『ことばと創造』

晴時々曇。夕方、時雨れる。
十時間くらい寝た。
鶴見俊輔『ことばと創造』読了。いいことを言っておられるし、頭もいい。しかし、イデオロギーの硬直と感性の「ダサさ」は、何とかならないかと思う。前にも書いたが、鶴見氏の文章の展開は、驚きがない。だいたい予想がつくのだ。硬直とはそういう意味である。それから、本書では、マンガに対する評価など、ちょっとダサくて叫び出したくなる。ここをなんとかしないと、これから読まれないかも知れない。などという感想は、不届きであろうか。しかし、鶴見俊輔は、一応読んでおいた方がいいとは思う。


どうも、自分で自分のこと「何エラそうなこと言ってんの」と思う。偉そうなことを云うべきときもあるけれど、まだまだそんな人物ではないし、思慮も足りない。自分で鼻につく。まあ、止められないのだろうけれど。