2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

石井好子『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:交響曲第三番「英雄」op.55(カラヤン1962)。素晴らしい「エロイカ」交響曲の演奏だ。この曲がベートーヴェンの交響曲の中の最高傑作だということを、遺憾なく示している。古典的名演だと云えよう。しかし、何という巨大…

集合の「一対一」について

最近気づいて愕然とした(?)のだが、集合で「一対一」というのは紛らわしいな。「一対一の写像」というのは単射のことであり、「一対一対応」というのは全単射のことなのだ。今まで、完全に混同していた(ほとんど文脈でどちらなのかわかる)。これからは…

固定部分群の定義

群Gは集合Mの上に働いているとする。Mの点 x0 を止める( x0 = g(x0) ということ)Gの元全体のつくるGの部分群を、x0 の「固定部分群」あるいは「安定部分群」という。

軌道

群Gは集合Mの上に働いているとする。このとき、Mの任意の点x に関し、 と置き、G(x) を、点x のGによる「軌道(またはG‐軌道)」という。もちろん g(x)∈M, G(x)⊂M である。

ウォーラーステイン『近代世界システム1600〜1750』/マラマッド『魔法の樽 他十二篇』

曇。 うどん「恵那」にて昼食。ざる蕎麦。 音楽を聴く。■スクリャービン:二十四の前奏曲op.11(レットベリ、参照)。スクリャービン初期の、聴かせる曲だ。もちろん、ショパンをモロに意識していることは明らかだが、既にとても個性的である。スクリャービ…

湯浅誠『なぜ「活動家」と名乗るのか』

晴。 音楽を聴く。■スカルラッティ:ソナタK514, K64, K32, K141, K472, K3, K380, K431, K9(タロー)。心地よい演奏。■オネゲル:二つのヴァイオリンのためのソナチネH.29、ヴァイオリンとチェロのためのソナチネH.80、チェロのためのパドゥアーナH.181。…

こともなし

晴。 中華「龍園」にて昼食。炒飯と焼き餃子。 音楽を聴く。■スカルラッティ:ソナタK239, K208, K72, K8, K29, K132, K430, K420, K481(タロー)。アレクサンドル・タローという若いピアニストは、先日読んだ青澤隆明の本で知った(参照)。なかなかきれい…

車でMIHO MUSEUMへ

休日。曇のち晴。 # 車をアクアにして初めて、一〇〇キロ以上の遠出をする。家族で、滋賀県信楽の MIHO MUSEUM へ行くつもりなのである。朝八時半頃出発、東海北陸自動車道から西尾張中央道を通り、蟹江から東名阪自動車道に入る。途中、御在所SAで休憩。ト…

内村鑑三『代表的日本人』/平野啓一郎『一月物語』

日曜日。曇。夜、雨しょぼつく。 音楽を聴く。■シューベルト:即興曲集op.90(ブレンデル)。シューベルトは、「さすらい人」幻想曲とこの曲が好きだ。こんな曲は、モーツァルトもベートーヴェンも書けなかった。特に第一曲。■オネゲル:ヴァオリン・ソナタ…

有限群から対称群への準同型写像(群の表現)

位数 n の有限群Gから、n 次の対称群 への準同型写像 が存在する。この準同型写像 は、Gの左からの働き によって引き起こされる。同様に、G自身の上への、右側からの働き や、両側からの働き によっても、Gから への準同型写像が得られる。かかる準同型…

準同型写像

(定義)群Gから群G'への対応 があって、 が成り立つとき、 をGからG'への「準同型写像」という。

佐藤良明、柴田元幸『佐藤君と柴田君の逆襲!!』/養老孟司『死の壁』

曇。 音楽を聴く。■オネゲル:ヴァイオリン・ソナタ第一番、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタH.143。フォーレの影響を受けているようにも聞こえる。でも、おもしろい。オネゲルは最近の当たりだな。オネゲル:室内楽作品集[4枚組]アーティスト: Devoyon,viol…

こともなし

晴。 よく寝る。 医療保険を解約する。阿呆くさい条件で、一生掛け捨てで払い続けねばならないというもので、今の自分にそんな余裕はない。まあ、扶養家族がいるわけでもなし、もし病気になっても、積み立てておいた分で払う方がまし。さらに決定的なのは、…