深夜起床。
NML で音楽を聴く。■ベルクのピアノ・ソナタ op.1 で、ピアノはイヴォンヌ・ロリオ(NML、CD)。■シェーンベルクの弦楽四重奏曲第三番 op.30 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット (NML)。
二度寝。晴。
■シェーンベルクの管楽五重奏曲 op.26 で、演奏はウィーン管楽合奏団(NML)。ウィーン・フィルのメンバーによる驚くべき名演。この聴きにくい曲を優雅に、鋭くもやわらかく、古典的にして前衛的に、完璧な技術でもって演奏している。現代の奏者たちでも技術的に完璧に演奏するだろうが、ここまでの典雅さを醸し出しながらは不可能だろう。1976年の録音。
●Debussy: La mer | Bernard Haitink and the Royal Concertgebouw Orchestra | YouTube
ハイティンク+コンセルトヘボウ管によるドビュッシーの「海」。定番的演奏。
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昼食に桜エビと(自家製)ショウガの炊き込みご飯。
県営プール。いい天気(外気20℃)、そこそこ人が来ていた。
帰りに肉屋。外へ出るのに上着を着ない季節になったな。
録画しておいた BS日テレの「読響プレミア」にて、藤田真央(1998-)のピアノでブラームスのピアノ協奏曲第二番 op.83 を聴く。指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、読売日本交響楽団。2024.1.10 のライブ録音。
藤田は全体的にまあまあというところ。国内の若手ピアニスト(そんなに知っているわけではない)では、頭ひとつ抜けた才能をもっていると思う(ただ、わたしの独断では、福間洸太朗に及ばない)。この曲はたいへんな難曲だが(素人なりにしか知らない)、それなりに聴かせる。ただ、第二楽章の冒頭を聴いても、藤田はもしかしたらパワー不足ではないか(それもあって、この楽章は途中から飛ばした)。第三楽章のようなじっくり聴かせる音楽はぴったりで、これがこの演奏のベストだと思う。終楽章はブラームスがユーモアや軽みを見せているめずらしい例だが、藤田はそこまで表現し切れていなかった。
ヴァイグレ+読響は初めて聴いたが、凡庸で、特に語ることを見い出せなかった。
繰り返すが、藤田は国内レヴェルではいいと思う。この演奏も、(第二楽章以外は)ちゃんと聴けた。しかし、才能はあるが、パワー不足というのはどうなんだろうか。これからの練習でカバーできるのか。
エラソーでごめんね。
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夜。
『葬送のフリーレン』(2023)第28話(最終話)まで観る。すばらしいアニメだった。原作に忠実だったが、そうすれば傑作になるとも限らないんだよね。魔法戦闘のおもしろさだけでも一級品だが、人間ドラマとしてもよくできていた。坦々としたたわいもない話だけなのに、惹きつけられてあっという間に一話が終わったり。
もちろん、作画、音楽も最高レヴェル、特に OP1曲の YOASOBI 「勇者」はアニメに合わせてチューニングされていて、じつに YOASOBI はまさに覇権フラグみたいになってるな。いやー、うまく形容する言葉がないが笑。2期はいつになるのかな、しかし、原作ストックはあるのか? ちょうどわたしの知っているところまでで、アニメが終わったんだが。