亀山郁夫『終末と革命のロシア・ルネサンス』

晴。
 
朝からヒヨドリたちがキーキーかまびすしい。
よく聴いていると、高速でチクチクいっているのもいるから、メジロもいるんだな。モズ君もいそうなんだが、彼は鳴き声がいろいろあってわからないんだよね。
 
昼。
【FMエアチェック】ピアノ協奏曲 第24番ハ短調 KV491 私の視聴室 NHK-FM 吉田秀和 名曲のたのしみ 1987年4月26日放送 | YouTube
モーツァルトのピアノ協奏曲第二十四番と、第二十番の第一楽章で、フォルテピアノはジョン・ギボンズフランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ。わたしはこの録音、聴いたことがないな。こんなのがあったのか。ブリュッヘンは20世紀を代表する、古典的な大指揮者のひとりで、ここでも最上等の演奏を聴かせている。フォルテピアノがわたしは苦手なのだが(とにかく鳴らない楽器)、一曲通して聴くと慣れて、あまり違和感がなくなってくる。iPad mini の低音質で視聴。
 
 
ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。しっとりマフィン アップルアールグレイブレンドコーヒー445円。ひさしぶりにマフィン食ったった。
 図書館から借りてきた、亀山郁夫『終末と革命のロシア・ルネサンス』(元本1993、文庫版2009)読了。コーヒーを二度おかわりして、一時間半以上かけて読んだ。わたしの読書の集中力は、昔から一時間くらいが限界なので、これは頑張ったのである。
 第七章フセヴォロド・メイエルホリド、第八章カジミール・マレーヴィチ、第九章アンドレイ・プラトーノフ、第十章アレクサンドル・ロトチェンコ、第十一章ドミートリー・ショスタコーヴィチ、第十二章セルゲイ・エイゼンシテインを読んだ。わたしのレヴェルが低すぎるので、内容について書くことはできない。
 ただ、著者の亀山郁夫さん、その人自身の暗い謎を感じる。本書の題名に「終末と革命の」とあるが、これはわたしごときの解くことのできない「暗号の鍵」であるらしい。それがあるゆえに、例えばショスタコーヴィチについては、極初期の記述にとどめてある、ということのようである。わたしには齢(よわい)ここに至ってすら、ロシア人の歴史と魂の中に踏み込んでいく力がないようだ。たぶんそれは現代の、わたしだけのことではあるまいが。いずれにせよ、わたしは本書のような本が、読みたいのである。

 
畑の上の電線にたくさん留(とま)っているのは、これはムクドリですな。
 
夜。
TVアニメ「色づく世界の明日から」OP "17才“ / Iroduku: The World in Colors, op “17 years old” | YouTube
弦楽五重奏+ピアノによる演奏。原曲はハルカトミユキの作詞と作曲で、「色づく世界の明日から」(2018)の OP曲、とても色彩豊かな独特のアニメです。大好き。
Irozuku Sekai no Ashita kara Full Opening (AMV) - 17 Sai / Haruka to Miyuki | YouTube
 
劇場版OVAゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』(2020)を観る。ふつうにおもしろかった。2期も観る。 
ゴブリンスレイヤーII』(2023)第4話まで観る。2期。