こともなし

日曜日。晴。寒い。
 
正式な鏡開きの日は過ぎてしまったが、昼食に鏡餅のぜんざいを食う。鏡餅は既に乾燥してバリバリに割れているので、少し電子レンジで加熱する。ゆであずきは市販の缶詰を使う。鏡餅、そうしても端の方は硬いな。まあ、これも正月行事である。
 
シューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」 op.6 で、ピアノはティファニー・プーン(Tiffany Poon、2023) - YouTube
YouTube のリコメンドで上がってきた動画で、ピアニストについては何も知らない。聴いてみるとピアニストとしては三流、あまく評価して二流半というところであるが、はっきりした個性があって聴かせる。というか、この曲をちゃんと一曲すべて聴かせてしまうのだがら、大したものだ。若さと才能だけで弾き切った、瑞々しい演奏。たぶん、弾いていて楽しくてしかたないのだと思う。
 検索してみると、ティファニー・プーン(Tiffany Poon)は1996年、香港生まれのピアニスト(現在27歳)。いわゆる「神童」といわれてきた経歴をもち、多数の受賞歴、SNS での発信にも積極的らしい。アルバムは1枚録音しているが、NML では聴けない。2015年のショパン・コンクールで一次予選敗退。
 NML で聴けるのでは、バッハのフランス組曲第五番がなかなかよかった(NML)。
 
Beethoven: 6. Sinfonie (»Pastorale«) ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Ariane Matiakh | YouTube
これも YouTube のリコメンドに上がってきたもので、指揮者はまったく知らない。全体的に速めのテンポで、爽快な演奏だ。第一楽章は、森の中のサイクリングロードを、自転車で快速に飛ばしているとでもいう感じ。第三楽章の村の踊りは目が回りそうで、第四楽章の嵐は暴風雨? そして終楽章が感動的だ。なかなかいいものを聴かせてもらいました。アリアーヌ・マティアク(Ariane Matiakh, 1980-)はフランスの指揮者。2021年の演奏。
 
アンスネスのピアノでベートーヴェンの「皇帝」協奏曲を冒頭の数分聴く(YouTube)。アンスネス尾高忠明もいまひとつ底が浅い。N響はよく鳴ってる。
 
 
夕方、45分散歩。陽差しはあるが、寒い。

ウチの白いサザンカ山茶花)。




隣り村の神社。左義長どんど焼き)をやっていた。本来なら明日だろうが、今日が日曜日だからだろう。





人間の残虐。
という、いつもと何もかわり映えのしない写真。
 
 
夜。
『ひきこまり吸血姫の悶々』(2023)第4話まで観る。おもしろいんだけど、何か過剰に作り込まれているというか。ちょっと気合い入りすぎ? いまのところ、ポンコツに思えた主人公(こまりちゃん)がじつは特殊能力持ち、あとは百合、くらいの話だろ。とにかく女の子たちは皆んなかわいいし、作画もレヴェルが高いし、そりゃ文句はないですが。