こともなし

晴れているが、薄雲が多い。
夢。国立大学を受験するつもりだったのだが、何故かセンター試験を受けなかった。友人が自己採点の点数を訊いてきたので、「センター試験受けなかったわ」といったら、ドン引きされて何それという表情になった。
 
我々に足りないのは、消化し吸収して自分の血肉にする力だ。意見・情報はもう充分、たっぷり聞いているし、コンテンツも充分に享受している。ただ、それらが心の中でバラバラに飛び散り、中途半端に蓄えられているだけだ(ともすると、それが「豊か」だと思われているふしがある)。当の自分は実際には貧しいままなのに、それに気づきすらしない。余計なもの(とは気づいていないのだが)で頭をいっぱいにしているのを、豊かだとかんちがいしている。
 
NML で音楽を聴く。■ショパンポロネーズ第二番 op.26-2、第四番 op.40-2 で、ピアノはマウリツィオ・ポリーニNMLCD)。
 
スーパー。
朝から蒸し暑い。外気は既に32℃、真夏日になっている。
 
昼。
驟雨沛然。凄まじい雨と雷鳴だ。
 
夜。
涼宮ハルヒの憂鬱』(2006)第28話(最終話)まで観る。おまけ(というわけではないか)の4話を観たが、最後の「サムデイ イン ザ レイン」は静かで悪くなかったな。しかし、オタクたちの熱くて過剰な読み込みは真似ができない。ネットを見ていて、呆れ半分、感心半分である。わたしごときではオタクになれないことがよくわかる。