晴。
NML で音楽を聴く。■ショパンの練習曲集 op.10 で、ピアノはマウリツィオ・ポリーニ(NML)。ひさしぶりにこのオールタイム・ベストのアルバムを聴いたな。高校生のとき、クラシック音楽を聴き始めた頃に初めて「感応」した CD だったと思う。ひどく貧しい音で聴いていた筈だが、それでも音楽に「感応」し得るということだ。まあ、いまでも「音のよさ」ということでいえば、全然大したことはないのだが。
ネットを見ていると怏々として楽しまないな。
昼から県営プール。
図書館。肉屋。
■バッハのヴァイオリン・ソナタ第四番 BWV1017 で、ヴァイオリンはエヴリン・ピアソン、チェンバロはフレデリック・ヒューイット(NML)。
■チャイコフスキーの弦楽セレナード op.48 で、指揮は佐渡裕、トーンキュンストラー管弦楽団(NML)。佐渡さん、いつもながらユニーク。この人は他の誰ともちがう、個性的な音楽を作る指揮者だ。日本人指揮者としては、小澤征爾以来の才能でしょう。やわらか目の、しっぽまで餡この詰まった音楽!■芥川也寸志(1925-1989)の弦楽のための三楽章「トリプティーク」で、指揮は佐渡裕、トーンキュンストラー管弦楽団(NML)。うん、これはいい。■レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第三組曲で、指揮は佐渡裕、トーンキュンストラー管弦楽団(NML)。新しい USB DAC とヘッドホンの音にようやく慣れてきて、音楽が聴こえるようになってきた。音楽を聴くためには、音のよさ(あるいは悪さ)に慣れてしまわないといけないのだよね。