モレラ岐阜へ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を観に行く

雨のち晴。
 
朝から、北方(きたがた)町の「TOHOシネマズ モレラ岐阜」へ、アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』を観に行く。モレラ岐阜まで家から車で40分くらいかかるのだが、岐阜県ではここでしか上映していないのだ。かなり強い雨が降っていて、鶯谷トンネルが通行止めになったので、途中で道が渋滞して映画館に入れたのは上映開始5分前だった。
20230629134151
アニメの『青ブタ』シリーズとして四年ぶりの作品。旧作に愛着をもっている人向けだと思う。花楓(&かえで)の受験のお話で、今回はSF的な「思春期症候群」はほとんど関係なし。たぶん、これだけ観てもあまりおもしろくないのではないか。でも、ファンとしては、とにかくこれまでの「その後」が見られて、それだけでうれしかった。なかなかうまくいかない花楓の受験を、咲太や麻衣さんや豊浜が見守ってゆく。特に、多くの人が「ふつうに」通過していくルート、つまり全日制高校から逸れてしまった人の生き方に光が当てられていて、『青ブタ』らしい、なるほどと思った。かつての「かえで」のことを気にしすぎて自分が愛されていないと思う花楓の姿には、ほろりとさせられた。
 これまでの他のキャラクターたち(双葉、国見、古賀あたり)はほんの顔見せ程度、翔子さん(or ちゃん)は出番なし。咲太と麻衣さんはさらに仲良くなっていたが、具体的な進展はなし。エンドロール後ではランドセルを背負った小学生の麻衣さんが出てきて、冬公開の続編への橋渡しになっていた。
 イオンシネマだといつも1800円だと思うのだが、今日は一般2000円だった(作品によるのか)。73分。観客は男性ばかり、10人以下でガラガラ。岐阜県ではここでしかやらないわけだ。
 
モレラ岐阜を出てきたら雨は上がっていて、暑くなっていた。CoCo壱番屋岐阜北方店にて昼食、いつものやつ。
帰りに肉屋へ寄る。車を出たら直射日光が痛い。
 

 
狼と香辛料』新作アニメは2024年放送か。ホロとロレンスの声優はかつてと同じ、しかし続編ではなく、話はまた一から始まるらしい。リメイク? PV を観たが、確かに絵はいま風になっている。続編でないのは正直いって残念。海外できわめて高い人気のあるアニメだったが、どうなるだろう。
 
Jeremy Evans 『研鑽Rubyプログラミング』落掌、読み始める。ひさしぶりに出た、入門書ではない、高度な Ruby 本。

 
夜。
NML で音楽を聴く。■マーラー交響曲第一番で、指揮はエリアフ・インバル東京都交響楽団NML)。アニメ脳とマーラーマーラークラシック音楽を聴き始めた頃から大好きだが、アニメ脳で聴いてみると、まるで初めて聴くかのように新鮮で、こんな経験は(歳を重ねてくると)なかなかないので最高だった。また、インバル+都響がよいのだわ。マーラーはいまわたしがやろうとしていることの一部を遙かに高いレヴェルで既に作品化しているので、ほんとうに役に立つ。もっと聴かないとな。