晴。
昨晩もちょっとしんどかった。まだワクチン接種の副反応だと思う。
五時頃目覚めるも、寒いので暖房をつけてまた眠る。
NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第十一番 op.95 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NML)。
■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十八番 op.101 で、ピアノはマウリツィオ・ポリーニ(NML)。2021年6月の録音。なんと、ポリーニの新譜が出ていたとは。まったく知らなかった。一聴して、あいかわらず壊れてしまっているなと思った。いま聴き終わっても、病的な感覚が移ってきていてしんどい。たしかに構えは大きいし、技術も老人にしては悪くないのだろうが、とにかく音が汚いし、不愉快で空疎な感じがどうしても拭えない。これで感動しろといっても、無理である。ポリーニは、いま何のために音楽をやっているのだろうか。ポリーニは、うまく老いることができなかったな。行き詰まっている現代文明を象徴しているかのようだ。
昼。
■モーツァルトのピアノ・ソナタ第四番 K.282、第五番 K.283 で、ピアノはカール・ゼーマン(NML、CD)。
曇。県図書館。「新潮」誌一月号の中沢さんの連載「精神の考古学」を読む。長いこと県図書館へ行っていなかったので、十二月号の分はもしかしたら読んでいないかも知れないが、バックナンバーが借りられていたので確認できず。次号で完結のようで、早く単行本で読みたい。
坂本龍一さんへの聞き書き連載にも目を通したが、中沢さんの文章のあとだといかにも薄っぺらく、我慢できなくなってテキトーに速読する。
ミスタードーナツ バロー市橋ショップ。エンゼルクリーム+ブレンドコーヒー440円。高橋英夫さんの『小林秀雄』(1993)を読み始める。
夜。
「サマータイムレンダ」第15話まで観る。第10話から急展開。第12話の最後はさすがに感動的で、ホッとした。2クール目に入ってからも息もつかせない。どーなんの、これ。このままだと視聴が止められそうにないので、ひと区切りついたと思われるここで何とか中断しておこう。
しかしこれ、わたしが好んでいる「下らないアニメ」とはあまりいえないんだよねー。アニメが苦手な人でもいけそうなタイプのそれじゃないかな。サスペンスフルな極上エンタメ。
深夜遅くまで、YouTube で「創作彼女の恋愛公式」動画を見る。