こともなし

日曜日。曇。
えらくあざやかな夢を見た記憶があるが、中身はよく覚えていない。
 
スーパー。
 
昼。
NML で音楽を聴く。■シューベルトの三つのピアノ曲 D946 で、ピアノはクラウディオ・アラウNML)。モノラル録音の古い演奏だが、行くとして可ならざるなしの見事なもの。わたしの愛して已まないところも、きっちり泣かせてくれた。それにしてもわたし、D946 ばかり聴いているな。■フランクのヴァイオリン・ソナタで、演奏はトリオ・ヴァンダラー(NMLCD)。
 
米屋。餃子の王将
 
 
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別にここに限らないんだけれど、ルソー由来の「一般意志」というのは便利ワードだよね。ルソーにおいて既に曖昧で矛盾する概念なわけだが、一種の「ゼロ記号」として、様々な意味を付与されている。正直いって、わたしにはモヤモヤする言葉だ、ごまかしなんじゃないの?ってね。けれどいっておくが、この梶谷先生と東さんの対談はおもしろいですよー。以前にもリンクしたと思うが。
 
権威主義なんかこわくない?「納得可能性」から考える中国──梶谷懐×與那覇潤×辻田真佐憲「日本と世界は『中国化』したのか」イベントレポート - webゲンロン|考えるを育てる
ここでいわれる中国人のニヒリズムっておもしろいね。中国人のことはわたしは何も知らないが、中国人って(政治的には)ニヒリストで、ゆえにお金と友人を重視するという意味で、現実主義者であるとも思う(たぶん)。それにしても、禅宗は中国で始まり、高いレヴェルに達したのに、いまではそういうのがなくなってしまったのか。え、禅はニヒリズムだろ、って? いえ、ちがいます、ニヒリズムですらないのです。敢ていうなら、ニヒリズムすら否定するニヒリズム、というのに近い。
 
早寝。