NHKスペシャル「戦火の放送局~ウクライナ 記者たちの闘い~」を観る

祝日(勤労感謝の日)。雨。
 
睡眠の後始末をしているだけで、あっという間に午前中が過ぎてゆくのですけれども。
 
昼食を食べながら、NHKスペシャルの「戦火の放送局~ウクライナ 記者たちの闘い~」(再放送)の一部を観て興味を覚える。全編を観てみたいと思ったので調べてみると、U-NEXT ではいまのところ観られないようで、残念。NHKのコンテンツも U-NEXT のポイントで結構観られるのだけれど。本家のNHKオンデマンドでは観られるので、課金してそちらで観るかな。
 
雨の中、県営プール。
 
 
NHKオンデマンドにアカウントを作り、「戦火の放送局~ウクライナ 記者たちの闘い~」を購入して観る。戦時下のウクライナの放送局・スタッフを扱った、NHKによる戦争報道。ちょっと言葉を失う。観ていてとてもつらかった。戦争で殺されていく、民間人、子供たち。プロパガンダ。報道する人たちがいなければ真実は伝わらないわけであるが、記者たちもまた戦争の当事者で、事実を目の当たりにして心に深い傷を負わずにはいない。

 

 
人間だけでなく、生きとし生けるもの(植物も含めよう)への「惻隠の情」(共感能力といってもいいし、慈悲の心といってもいいかも知れない)は人間がもともと普遍的にもっている能力であるけれども、ロゴス的な知性はその「惻隠の情」を殺す。なぜかはわからないけれど、そうなっている。「惻隠の情」は、心の土台である。