小林愛実の演奏会配信を聴く

曇。夜の間に降ったようだ。

朝飯を食いながら新聞を読んでいたら、BTS防弾少年団)について浅田さんへの聞き書き記事が載っていた。これが見事なまとめで草。わたしは BTS について何も知らないのだが、BTS 誕生の経緯からブレイク、そして世界制覇(?)とその意義まで、じつにきれいに要約されていて、頭にすっきりインプットされた。この人、こういうことをやらせたらあいかわらず天下一品だな。新聞というオールドメディアは、もっとこの人を使わないともったいないよ。

しかし、ここ数日のこのブログに出てくる人名がどれもこれも古すぎて、これも草でしょう。ほんと、時代遅れの人間だよ、わたしは。


昼から県営プール。
バッハのイタリア協奏曲 ダニエル・ヴィラーニ、なかなかよいな。

NML で音楽を聴く。■シューベルトのピアノ・ソナタ第十四番 D784 で、ピアノはダニエル・ヴィラーニ(NML)。なかなかよい。

Bach Schubert Liszt: Works For Piano

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■リストの「オーベルマンの谷」、「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」で、ピアノはダニエル・ヴィラーニ(NML)。■尹伊桑のチェロ協奏曲を聴こうとしたのだが(NML)、尹伊桑を演奏するにはここでは下野竜也の力量不足にも思える。冒頭の数分で聴き止めた。

NMLで「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート 2022」を聴く。指揮者なしの超絶技巧オーケストラのライブ録音で、曲目はベートーヴェンの「コリオラン」序曲 op.62、フィリップ・エルサン(1948-)のヴィオラ協奏曲「音楽のユーモア」、ベートーヴェン交響曲第二番 op.36 で、アンコールはベートーヴェンのめずらしい曲、祝賀メヌエット WoO3。ベートーヴェン中心である。
 最初の「コリオラン」序曲からヴィルトゥオーゾぶりがすばらしく、溌溂とした生命力に感銘を受ける。エルサンの曲はヴィオラ弦楽合奏のための現代曲で、オケのぶ厚い弦の響きと超絶技巧が、理屈抜きに楽しい。これは拾い物だった。メインのベートーヴェンの第二交響曲は第一楽章こそ突っ走りすぎだったが(このあたりが指揮者なしのむずかしさなのかなと思った)、第二楽章で落ち着き、後半の楽章は、指揮者というリミッターを外した感のあるすさまじさだった。いや、よいものを聴きました。

 
夜。
打越正行 x 岸政彦 相手の10年を聞くために、自分の10年を投じる | 岸政彦 「調査する人生」 | web岩波
めっちゃおもしろかった。ここまでしてフィールドワークするのか。上間陽子さんは少し読んだことがある。上間さんの本でも思ったが、常人にはとても真似ができない世界だな。

youtu.be小林愛実の演奏会配信。曲目はシューマンの「アラベスク」 op.18、シューベルトのピアノ・ソナタ第十九番 D958、ショパンの二十四の前奏曲 op.28。ショパン以外を聴いてみたいと思っていたので、シューベルトをどう料理するかワクワクした。いや、すばらしかった、って語彙ないね笑。曲自体が深いそれなので、ここまでやってくれれば満足。始めは少し抑え気味なのかとも思ったが、終楽章は遠いところまで連れていってもらった。没入型の面目躍如という感じ。
 二十四の前奏曲はコンクールでも聴いたし、先日も聴いたので、別にいいかなとも思ったのだが、一応聴いてみた、ところ、とんでもない演奏になった。これまででいちばん肩の力を抜いて始めたという感じで、うん、即興的でこれもいいと思っていたら、後半(特に第15曲以降)はまさに神がかっていた。息を呑むような緊張感で、綱渡りのよう。打ちのめされましたね。演奏が終わっての会場のスタンディング・オベーションも当然だと思われる。アンコールのノクターンもすばらしくて、ここでもスタンディング・オベーション。これ、生で聴いた人には忘れられない演奏会になったのではないか。