こともなし

朝から雪がちらちらしている。
昨晩はゲーテの『イタリア紀行』を読んで寝た。ナポリ編まで読む。イギリス公使ハミルトン卿とその若くて美しい妻、エマ・ハートと会う話があって、オッと思う。そうか、これは『イタリア紀行』にあったエピソードなのだな。エマ・ハートが、のちにネルソン提督の愛人となるのは有名で、スーザン・ソンタグは彼女の生涯を小説『火山に恋して』で描いた。スーザン・ソンタグか、彼女はアメリカを代表する大知識人だったが、亡くなってからその名前を聞かないな。世界的に見ても、彼女のような大知識人、大批評家はまったくいなくなったと思う。そういう時代だ。

 
晴れているが、寒い。
昼寝。

図書館。ゆたさんに勧められた本を借りる。開高健は「字毒」というものがあると書いていて、書架には覆いを付けて本の背表紙すら見えないようにしていたそうだ。わたしも市の図書館とか本屋へ行くと気が滅入ってくるのは、その字毒かなと思う。

スーパー。


日没前、寒い中散歩。代わり映えしない写真ですな。








眠くなってきた。もうすぐ夕飯だ。

【第141回】この2年のコロナ対策を検証する|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
おもしろい。斎藤美奈子の面目躍如だな。わたしはこの人があまり好きではないのだが、そんなことを言っている場合ではない。

2年間のコロナ対策を概観して感じるのは、この国の宿痾ともいうべき血の巡りの悪さである。現場の声が行政に届かず、ゆえに上からの命令はいつも的外れだったり逆効果だったりする。

お見事。斎藤のよさは、きちんと本を読むことだ。これはなかなか真似ができない。

早寝。