こともなし

曇。

メモ。
タリバンに私たちはどう向き合うか 日本も当事国として参加した「アフガン戦争」の20年 | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
日本もアフガン戦争に参加した当事国であるというのは、忘れてはならない視点だろうな。あと、タリバンが武力でアフガニスタン全土を制圧したというのは厳密には正しくないということ。(崩壊した)ガニ政権がとんでもなく腐敗していたため、各地の土着組織がタリバン支持に回った。アフガニスタンは背景的な権力構造が中央集権的でない。それはタリバンも同じことで、政権を獲っても、強力な中央集権国家を建設するのはたぶん無理なのだろう。

モズの高鳴きを聞いた。

【第137回】人生の最晩年を明るく生きるシニア小説|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
おもしろかった。七〇代と八〇代はこんなにちがう、「70代は楽しい老いの働き盛り」というのはそうかも知れない。問題は八〇代になってからなのかもな。

図書館。肉屋。マックスバリュ


日没前、一時間あまり散歩。

ウチの茶の木。わたしが幼い頃、お茶は自家製だった。クドでお茶の葉を蒸したり、刻んだり、外で干したりしていたのを覚えている。


彼岸花曼珠沙華)が咲き始める。たぶん明日か明後日くらいがいちばんよさそうだが、天気予報は雨。





このところ年々、彼岸花の勢力(?)が伸張しているように思える。新しい気象条件に、合っているのかも知れない。




今日はこの秋最初のアカマンマがうれしかった。

白い彼岸花




日没が早くなってきた。

夜。
進撃の巨人』最終巻まで読む。

最終的に人類の八割を殺戮したエレンがミカサとアルミンを殺さなかった(殺せなかった)結末は、何となく虐殺の容認であるようにも思える。エレンは、自分に関係のない人間たちだったからこそ、人類の大部分を意味なく、憎悪すらなく殺せたわけだった。それも、実質的に自分の手を汚すことなく。顔を知らないからこそ躊躇いなく殺せる、それは遠距離から「敵」に巡航ミサイルを撃ち込むようなやり方と、あまり変わらないような気もする。ユミルか何か知らんが、エレンに無意味に殺された人類の八割のひとりひとりにも、泣いたり笑ったりする平凡な日常があった筈なのに。おもしろいエンタメではあったけれど、正直言って、意味わからん。

たぶん作家には、ドラマトゥルギーを優先するあまり、人類の大部分を殺戮するということ、それがどういうことかという想像力がなかったのだと思う。致命的ではあるまいか。