こともなし

曇のち雨。初蝉。
ラーメン「麺丸」にて昼食。和風冷やしつけ麺850円。おいしゅう御座いました。この辺でも、つけ麺が流行ってきているし、自分も好きだ。最近は、ラーメンと云っても千差万別だな。果して同じカテゴリーに入れられるのか疑うくらい。「麺丸」はなかなか研究熱心で、新しいメニューが出るとつい食べたくなってしまう。もちろん人によって好き嫌いはあるだろうけど、自分としては、近所にあって嬉しい店になっている。
 それから、一般論だけれども、落ち込んでいるときとか、心がささくれだっているときなどは、おいしいものを食べるというのはとても効果があると思う。いっぺんに気分が晴れることがある。鬱屈している人ほど旨いものを食べるべきだと、断固として主張する。

イアン・スチュアートを読む。

シューマン「三つのロマンス」op.94

シューマン「ミルテの花」より「献呈」。聴いていたら泣けそうになった…


ネット時代になって、プロのライターと素人の間の境界がよくわからないようになっているが、結局プロのライターは、読ませる技術をもっていることが最低条件だと思う。逆に云えば、読ませる技術には難があるが、書いている中身は面白い*1というのが、ネットには結構転がっている。それは皆よく知っていることなのではないか。で、自分は、後者の素人で、充分楽しめる方である。プロの書き手なら技術以上のもの、つまり語るに足るものをもっていてほしいし、それがなければ読む気が起こらないというのが本音だ。確かに、ライターには厳しい時代である。そして、必ずしもいいことではないかも知れないが、これからもっとそうなることであろう。

*1:これは正しくないかも知れない。いわゆる「上手い」「読みやすい」文章ではなくとも、個性の表われた文章というべきであろうか。さらに云えば、自分は「プロのライター」臭の強い文章は好きではない。