2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

内藤湖南『支那論』

雨。 音楽を聴く。■ファジル・サイ:メソポタミア交響曲第二番op.38(Aykal)。鬼才ピアニスト、ファジル・サイの交響曲だ。五〇分近い大曲。強く土俗的な感じで、パワーがある。ただ、名前は「交響曲」だが、交響曲の様式感はないようだ。どちらかと言うと…

北原白秋『フレップ・トリップ』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第四番op.7(ミケランジェリLive)。■ショーソン:詩曲op.25、レスピーギ:秋の詩(ユリア・フィッシャー)。詩曲は云うまでもなく名曲。フィッシャーは初めて聴いたが、なかなか力量のあるヴァイオリニス…

こともなし

晴。早朝出勤。 音楽を聴く。■ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調op.3(Yuval Trio)。派手ではないが、とてもいい曲。気に入った室内楽の曲がまた増えた。Piano Triosアーティスト: Tchaikovsky,Chausson,The Yuval Trio出版社/メーカー: Centaur発売日: 200…

串田孫一『星々の戯れ』

日曜日。晴。早朝休日出勤。 音楽を聴く。■ショパン:バラード第一番op.23(フランソワ)。■ブゾーニ:二つの舞曲op.30a、ファンタスティックな物語op.12(ジョフリー・ダグラス・マッジ)。Complete Piano Worksアーティスト: Busoni,Madge出版社/メーカー:…

三木成夫『生命とリズム』/養老孟司『超バカの壁』

晴。早朝出勤。 音楽を聴く。■モーツァルト:フルート四重奏曲ト長調K.258a(ウェンツ)。■モーツァルト:交響曲第三十五番K.385(アバド)。アバドの指揮って、あまり面白みはないけれど、堅実だよね。Mozart Symphonies (Bril)アーティスト: Wolfgang Amad…

ヌートリアに遭遇/モーゲンソー『国際政治(下)』

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:交響曲第二番(チェリビダッケ)。こういう通俗曲が好きなのだよな。チェリビダッケは名演。彼の指揮は透明度があってモデストなので、ツボに嵌まると心地よい。この曲は濃厚な感じなのだが、チェリビダッケで聴くと適当に油…

東浩紀『セカイからもっと近くに』

晴。のち曇。 音楽を聴く。■バッハ:二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(メニューイン、フェラス)、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第三番K.216(メニューイン)。高貴なメニューイン。洵に気持ちがいい。The Great Violin Concertosアーテ…

モーゲンソー『国際政治(中)』/矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』

元日。あいにくの雨。寒い。 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 # 音楽を聴く。■マーラー:交響曲第九番(テンシュテット)。年始に何を聴こうかなと思ってこの演奏を選んだが、予想以上に素晴らしかった。超重量級の音楽を、…