2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

対称な双線形形式

体Kへの双線形形式 g(v,w)(v,w はベクトル空間∨の任意の元)について、 g(v,w)=g(w,v)が成り立つとき、双線形形式 g:∨×∨→K は対称であるという。これはスカラー積(内積)に他ならない。

ホフマン『砂男/クレスペル顧問官』/貝塚爽平『富士山の自然史』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第十番変ホ長調op.74(エマーソンSQ)。■リスト:巡礼の年第一年〜スイス(ベルマン)。この曲はブレンデルの引き締まった演奏が忘れがたいが、このベルマンのも洵にすばらしい。ベルマンは一九世紀的な、名…

双線形形式を表す行列

双線形形式を表す行列を考えよう。

宮崎かすみ『オスカー・ワイルド』

雨。 音楽を聴く。■メンデルスゾーン:クラリネット・ソナタ 変ホ長調(グラーフ)。これは拾い物。メンデルスゾーンって普段あまり聴かないのだが、いいね。ちょっと意識的に聴いてみるか。しかしこの曲、ライナーノーツによるととてもめずらしいものらしい…

岩城けい『さようなら、オレンジ』/前野昌弘『よくわかる 量子力学』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第五番op.70-1「幽霊」(アルゲリッチ、カピュソン、マイスキーLive2007)。好演。■ハイドン:交響曲第九十二番(チェリビダッケ)。癒し系なのだが、どうもいま一つ。 # 図書館から借りてきた、岩城けい…

ハイデガー『存在と時間(四)』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:四手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調K.497(アルゲリッチ、マートンLive2011)。あまり聞かない曲。■ブラームス:ピアノ協奏曲第二番(グリモー、ネルソンス)。見事に弾かれているが、ピンとこない。終楽章はまあまあ。この…

尾形希和子『教会の怪物たち』

晴。日毎に光が強くなっているのを感じる。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第八番ホ短調op.59-2(エマーソンSQ)。何か足りないような気もするし、この曲を三十四分でというのは如何にも速いが、これほどクオリティの高い演奏を聴かされては、説…

岩波講座基礎数学「集合と位相1」第1章

岩波講座「基礎数学」を適当に読み散らしている。「集合と位相1」の第1章を読んだので、感想をば。

数学三昧

日曜日。晴。 うーむ、数学三昧。もう少し書き足したかったが、もう時間が遅すぎる。寝なければ。(AM2:38)

シュタイナー『アカシャ年代記より』

曇。 図書館から借りてきた、R・シュタイナー『アカシャ年代記より』読了。高橋巌訳。世界幻想文学大系〈第26巻〉アカシャ年代記より (1981年)作者: 紀田順一郎,荒俣宏出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1981/09メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を…

こともなし

晴。 音楽を聴く。■チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調op.50「偉大な芸術家の思い出のために」(Yuval Trio)。チャイコフスキーの中では好感の持てる曲。ただしかなり長い。チャイコフスキーの手法で、同じフレーズを繰り返して強調するのは、あんまり…

柄谷行人『遊動論』/楊逸『すき・やき』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:交響曲第二番ニ長調op.36(チェリビダッケ)。音がきれいなので、チェリビダッケは起き掛けにちょうどいい。それにしても、自分はどうもスタイリッシュなものにアマいのだな。チェリビダッケも、スタイリッシュなところが…

串田孫一『枯葉の踊り』/志賀浩二『多様体論』

晴。 音楽を聴く。■メンデルスゾーン:交響曲第一番ハ短調op.11(アバド)。よい。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十六番ト長調op.31-1、第二十二番ヘ長調op.54 (アラウFS)。■バッハ:フルート・ソナタ変ホ長調BWV1031(ランパル)。■モーツァルト:フ…

リンゲルナッツ『動物園の麒麟』

曇。 音楽を聴く。■ヴェルディ:レクイエム(アバド)。クラウディオ・アバド追悼。安定感のある、いい指揮者だったな。取り敢えずアバドだったら安心、というようなところがあった。協奏曲の裏方役でもとてもいい仕事をしていた。合掌。ヴェルディ:レクイエ…

原研哉『デザインのめざめ』/町田康『あなたにあえてよかった テースト・オブ・苦虫8』

曇。 県営プール。 # 原研哉『デザインのめざめ』読了。著者はデザイナー。本書は軽くサクッと読める。デザインのめざめ (河出文庫)作者: 原研哉出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/01/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る町田康『…

マンジット・クマール『量子革命』

日曜日。晴。風が冷たい。 音楽を聴く。■モーツァルト:フルート協奏曲第一番ト長調K.313、フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315(ランパル)。Flute & Harp Concertiアーティスト: Wolfgang Amadeus Mozart,Jean-François Paillard,Theodor Gusc…

複素数と調和関数

複素数 z = x + iy の正則関数 f(z) は、すべてラプラス方程式を満たしている。このような関数を、「調和関数」という。

複素数の双曲線関数

複素数の双曲線関数は、次のように定義される(参照)。

宮田律『世界を標的化する イスラム過激派』

晴。 音楽を聴く。■モーツァルト:交響曲第三十八番「プラハ」K.504(カラヤン1977)。スマートで心地よい演奏。■ブラームス:ピアノ協奏曲第一番ニ短調op.15(グリモー、ネルソンス)。技術的には見事だし、感情面でもたっぷり思いを込めて演奏されているの…

レヴィナス『神・死・時間』/小山力也『古本屋ツアー・イン・ジャパン』

晴。 音楽を聴く。■ブラームス:交響曲第四番op.98(チェリビダッケ)。ブラームスはチェリビダッケに合っているのではないか。ブラームスの傑作である終楽章は、チェリビダッケは全然わかっていないけれども。■フォーレ:ピアノ五重奏曲第二番op.115(ル・…

堀江敏幸『正弦曲線』

晴。のち曇。 大垣。車中ではバッハのフルート・ソナタ(ランパル)など。カルコス。 県営プール。 # 堀江敏幸『正弦曲線』読了。いつもどおり、恥ずかしくて上手い文章だ。これもいつもどおり、上手すぎるくらいである。こういう感情を与えてくれる文章家…

外村大『朝鮮人強制連行』

曇。 モスバーガーにてドライブスルー。ロースカツバーガー+スパイシーモスバーガー+ポテトS。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第四番ハ短調op.18-4(エマーソンSQ)。■フォーレ:ピアノ五重奏曲第一番op.89(ル・サージュ、エベーヌQ)。名曲…

ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』

晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第三番ニ長調op.18-3(エマーソンSQ)。いい曲だな。■シューマン:交響的練習曲op.13(ル・サージュ)。一部個人的にわからないところはあるが、まず一流の演奏。ル・サージュは、ちゃんと魔術的瞬間の作り方…

黒瀬陽平『情報社会の情念』/サイデンステッカー『東京 下町山の手』

休日。晴。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第二番ト長調op.18-2(エマーソンSQ)。理知的な部分がまさった演奏。■ドビュッシー:夜想曲(ブーレーズ)。繊細精緻で色彩感豊かな演奏だ。素直に感嘆させられる。Boulez Conducts Ravel and Debussy…

プログラミングを学ぶ

日曜日。晴。のち曇。 音楽を聴く。■バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調BWV1031(ランパル)。いい曲だなあ。 コンロン・ナンカロウ(Wikipedia)を聴く。傑作アルバム。自分はこの作曲家はよく知らないのだが、しかるべき評価を受けていなければおかしい。…

レオ・シュトラウス『自然権と歴史』/内藤遊人『はじめてのジャズ』

曇。 音楽を聴く。■ハイドン:交響曲第一〇四番「ロンドン」(チェリビダッケ)。よい。 # レオ・シュトラウス『自然権と歴史』読了。ふぅ、しんどかった。自然権と歴史 (ちくま学芸文庫)作者: レオ・シュトラウス,塚崎智,石崎嘉彦出版社/メーカー: 筑摩書…

複素数の対数関数

極々初歩的ながら、複素数の対数関数の基礎をまとめておく。

フォン・ノイマン『数理物理学の方法』

晴。のち霙。 音楽を聴く。■シューマン:交響曲第三番変ホ長調op.97「ライン」(カラヤン1971)。テンポは少し速め。演奏のクオリティは高い。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第十一番ヘ長調op.95「セリオーソ」(エマーソンSQ)。あまりいい演奏でない。少々…

複素数の冪乗と多価性

複素数の冪乗は、次のように定義される。すなわち、z, c を複素数とすると、 である。このとき、w = zc と置くと、w の多価性が問題となる。

佐藤亜紀『外人術』

晴のち曇。 音楽を聴く。■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第一番op.18-1(エマーソンSQ)。Beethoven : String Quartetsアーティスト: L.V. Beethoven,Emerson String Quartet出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2010/10/19メディア: CD購入: 1人 ク…