2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

速水健朗『1973年に生まれて ――団塊ジュニア世代の半世紀』

昧爽起床。晴。 まだ外が暗いなか自分のブログ日記を延々と読み返す。自分だけでもたまには読んで、供養してやらないとな。 福尾匠『非美学』の続き。第四章と第五章にざっと目を通す。あいかわらず、わたしごときには著者が何がいいたいか、さっぱりわから…

ウストヴォーリスカヤとヴァインベルクを聴く / 西野嘉章『チェコ・アヴァンギャルド』

祝日(昭和の日)。晴。 NML で音楽を聴く。■クリスティアン・ヴォルフの「スノードロップ」で、ピアノはザビーネ・リープナー(NML、CD)。これでアルバム一枚すべて聴き終えた。■ガリーナ・イワーノヴナ・ウストヴォーリスカヤの 十二の前奏曲で、ピアノは…

こともなし

昧爽起床。曇。 NML で音楽を聴く。■バッハの 二つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043 で、ヴァイオリンは諏訪内晶子とフォルクハルト・シュトイデ、ヨーロッパ室内管弦楽団(NML)。2005年の録音。よいな。諏訪内さんて、イザイの無伴奏ソナタは録音して…

社会から「お前はいらない」といわれ続けたら

日曜日。未明起床。 社会から実質的に「お前はいらない」といわれ続けたらどうするか。これは難問だ。わたしには解決策がちょっと思い浮かばない。 「世の中に必要のない人間でも、生きていていい」というロジックを、生み出すことができるだろうか。誰の関…

こともなし

昧爽起床。晴。 NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ協奏曲第二十番 K.466 で、ピアノと指揮はアンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団(NML)。この曲は収縮的、劇的に演奏されるのがふつうだが、逆の拡散的、薄味のそれを探していた。プレヴィンは「…

『こじらせ男子とお茶をする』

曇。 老父に頼まれたので、隅で作っていた堆肥を畑に入れる。これで太った野菜ができるといいんだけれども。なにせふだん本や iPad より重いものを持つことがないので、三十分あまり土を掘って運ぶ繰り返しは思ったより疲れたけれど、でも、気分が depressed…

こともなし

晴。 NML で音楽を聴く。■サン=サーンスの 序奏とロンド・カプリチオーソ op.28、ハバネラ op.83/ラロの「ギター」 op.28/クライスラーの「フランクールの様式によるシチリアーナとリゴードン」「クープランの様式によるラ・プレシューズ」/ベルリオーズ…

飯田一史『「若者の読書離れ」というウソ』 / 高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』

未明起床。雨。 図書館から借りてきた、飯田一史『「若者の読書離れ」というウソ』(2023)さらっと読了。副題「中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか」。「若者」の話じゃないんだが、(大人の)日本人の半分が本を読まず(逆にいえば半分は本を読…

栗原康『増補版 はたらかないで、たらふく食べたい』 / 「侍タイムスリッパー」(2024)を観る

深夜起床。 福尾匠『非美学』の続き。第二章、第三章にざっと目を通す。ドゥルーズのベルクソン理解について論じているところがちょっとおもしろかった。ベルクソンにおける「イメージ」って概念は、重要であるにもかかわらず、なかなか(わたし程度には)わ…

梅津泰臣「KITE LIBERATOR」(2007)を観る

昧爽起床。晴。 NML で音楽を聴く。■ブラームスの交響曲第四番 op.98 で、指揮はイシュトヴァン・ケルテス、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(NML)。1972年の録音。「黄金の平凡」というか、特に強烈な特徴はないのだけれど、正直いってわたしはこれで…

こともなし

日曜日。未明起床。 ユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』を読み始めたが、一瞬で挫折。さすがにこれは読めんな。 福尾匠『非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物』を読み始める、序論と第一章を読んだ。「読んだ」というか、著者が何をいっているのかわた…

チャールズ・フォアマンというピアニストのベートーヴェンを聴く / 「まりあ†ほりっく」(2009)を観る

昧爽起床。薄曇り? 最後の夏みかんで老母が作ったマーマレードがなぜか特においしいのだが、理由がわからない。 昼食に焼きそばを作って食って片付けをする。笑。 土曜日は昼飯を食いながらいつも Eテレで「ねこのめ美じゅつかん」の再放送を見ている。美術…

こともなし

深夜起床。 永井玲衣の『世界の適切な保存』の続きを読もうとするが、自分がもう(彼女の文体に)飽きてしまったのを感じる。すぐに飽きてしまうというのは、著者の底が浅いんだろうか、などと思う。ごめんなさい。 なかなか一冊丸ごとが読めない。途中で飽…

こともなし

昧爽起床。晴。 昨日の、養老先生の『日本が心配』の読書の衝撃が已まない。まあ、わたしはこれからも、「南海トラフ巨大地震」など将来起こらないかのように、現実逃避して日々暮らしていくことになると思うのだが、いまも朝食を取ったあとでぼーっとしてい…

養老孟司『日本が心配』

未明起床。 ●ORF-Radiothek マーラーの交響曲第一番で、指揮はクラウス・マケラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。3.31 の演奏会のネット配信である。 マケラ時代が来るとさえいわれる若手人気指揮者だが、これはわたしとしてはめずらしく、かなりマケ…

八十年代カラヤンのハイドン「ロンドン交響曲集」を聴いた

未明起床。闇の中で雷鳴、激しい驟雨。 いま差別的発言は必ず、必然的に、絶対的に「悪」ということになっているが、それだからこそ敢て差別的発言をしていくべき、ってことはないか? でも、それは「推奨される」生き方ではないから、つらいし、悪に身を置…

長谷川祐子『「なぜ?」から始める現代アート』

未明起床。晴。 午前中、45分散歩。凡庸。 フユシラズ、らしい。 ノゲシ(野芥子)、らしい。 アカメガシワ(赤芽槲)か。 ウグイス鳴く。ハナミズキ咲く。ツバメ飛ぶ。 歩くにいちばんいい季節かな。 昼。 NML で音楽を聴く。■モーツァルトの交響曲第三十九…

やなせたかしさんの「天才であるより、いい人であるほうがずっといい」 / 栗原康『サボる哲学』

日曜日。深夜起床。 まだ外は真っ暗で、雨の音がする。(03:06) NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第十番 op.14-2、第九番 op.14-1、第八番 op.13 「悲愴」で、ピアノはダニエル・ハイデ(NML)。2020年の録音。 ■アタク・セゼルの「フロ…

こともなし

昧爽起床。晴。 夢。友達らは名鉄岐阜駅から電車で帰るが、わたしはバスなので友達らと別れる。バス乗り場で自宅方面行きのバス停をうろうろ探すが、なかなかない。どれもちがう。夜遅くの岐阜駅前は人で溢れていて、多くのバスが発着する。あれ、どこだった…

こともなし

薄曇り。 九時間以上眠ったのに、まだ咳が出るし、微熱もある。しつこいなー。 朝食を取ったら風邪薬を飲んでおとなしく寝ていたが、そうそう眠れるもんでなし。ヒマ、退屈すぎる。 昼。 食欲は旺盛にある。 肉屋。牛肩ロース肉、豚かたまり、豚ロース肉。 N…

武満徹を聴く / ETV特集「フェイクとリアル 川口 クルド人 真相」を観る / 筒井康隆『漂流』

未明起床。 風邪は少しよくなったかも、喉が楽になってきた。しかし咳はさらに出る。 NML で音楽を聴く。■武満徹の「リング」「ヴァレリア」で、指揮は若杉弘、他(NML、CD)。あらゆる本も読みたくないし、あらゆる音楽が聴きたくないし、あらゆるアニメも…

風邪ひいた

晴。 風邪。まだ喉が痛いし、少し咳も出る。カロナールを飲んでいなければ、熱もあるんじゃないかな。おとなしくしていよう。 スーパー。菓子類や甘い物をいろいろ買ってくる。 昼。 Ruby で遊ぶ。 ●define_method と block_given?(Ruby) - Camera Obscura…

村上春樹&柴田元幸『本当の翻訳の話をしよう』 / J.D.サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』

昧爽起床。晴。 一昨日から、なんか変わった鳥の鳴き声が聞かれる。ピピピっていう、かなり大きくて高い声。家族でなんだろうといい合っている。 風邪ひいたっぽい……。喉がいがらっぽいし、微熱がある。昨晩、入浴後暖かいと思って、上着も着ずに過ごしてい…

こともなし

夢。居心地の悪い、それほど居たくもない部屋に、週一、二度通う。友だちでもない、さほど仲良くもない、よく知らない連中と、なんとなくしゃべって、しばらくして帰る。もうこれが、どれくらい続いているんだろう、って思う。 未明起床。 なお、「未明」と…

「マジョリティとマイノリティ」という二項対立

日曜日。深夜起床。 外はまだ真っ暗だが、雨が降っているようだ。(04:39) NML で音楽を聴く。■シューベルトの即興曲集 op.142 D935 で、ピアノは小林愛実(NML)。新譜。子供の頃から活躍してきた小林愛実にいまさらかも知れないが、こういうのを真に「才…

鈴木崇志『フッサール入門』、あるいはぼくたちの病的世界について

昧爽起床。晴れているけれど、なんだかヴェールみたいなのが掛かっているような感じ。 長時間ひたすらぼーっとする。 大垣。 ミスタードーナツ大垣ショップ。エビグラタンパイ+ブレンドコーヒー457円。 昨日買った鈴木崇志(1988-)『フッサール入門』(202…

花見

晴。 長時間ぼーっとする。 NML で音楽を聴く。■シューマンのトッカータ ハ長調 op.7、「謝肉祭」 op.9、「子供の情景」 op.15 で、ピアノはハワード・シェリー(NML)。初期シューマン、1989年の録音。これでアルバム一枚をすべて聴き終えた。ハワード・シ…

朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』 / 「ダンダダン」(2024)を観る

昧爽起床。曇のち晴。 図書館から借りてきた、朱喜哲(ちゅ・ひちょる、1985-)『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(2023)に、一時間くらいでざっと目を通す。わたしからしたら随分と若い人の本だが、正直いって、むずかしすぎてよくわからなかったな…

ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルトというピアニストを聴く / 三浦英之『南三陸日記』

深夜起床。 NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十一番 op.53、第四番 op.7、六つのエコセーズ WoO83、スイスの歌による六つの変奏曲 WoO64、イギリス国歌「神よ王を守らせたまえ」による七つの変奏曲 WoO78、ロンド・ア・カプリッチョ …

松本莞『父、松本竣介』 / 「ヲタクに恋は難しい」(2018)を観る

雨のち曇。 昨晩は PC の電源を入れっぱなしで寝てしまった。印象的な夢を見て、思い出したいのだが思い出せない。 NML で音楽を聴く。■ハイドンの交響曲第九十九番 Hob.I:99 で、指揮はヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(…