晴。
カルコス。レンタル店。
『シュタイナー経済学講座』読了。シュタイナーがこんなことまで論じているとは。素人目にはかなり面白い、ユニークな経済学だと感じた。概念の使い方が、他の経済学とまったく違う。しかし、まるっきりトンデモだとも思えないのである。シュタイナーは、経済の世界で何が本当に起っていることなのか、しっかり見極めよと、繰り返し語っている。アソシエーションを称揚するところなども、最近の柄谷行人を読んでいる者には、不思議な一致を感じたりもする。
シュタイナー経済学講座 国民経済から世界経済へ (ちくま学芸文庫)
- 作者: ルドルフ・シュタイナー,西川隆範
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 文庫
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