『シュタイナー経済学講座』

晴。
カルコス。レンタル店。
『シュタイナー経済学講座』読了。シュタイナーがこんなことまで論じているとは。素人目にはかなり面白い、ユニークな経済学だと感じた。概念の使い方が、他の経済学とまったく違う。しかし、まるっきりトンデモだとも思えないのである。シュタイナーは、経済の世界で何が本当に起っていることなのか、しっかり見極めよと、繰り返し語っている。アソシエーションを称揚するところなども、最近の柄谷行人を読んでいる者には、不思議な一致を感じたりもする。