曇のち雨。
プール。アピタ。
A・N・コルモゴロフ『確率論の基礎概念』にざっと目を通す。自分のレヴェルを超えているので、解説がありがたい。でも、じっくりやったら面白そう。
- 作者: A. N.コルモゴロフ,坂本實
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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- 作者: 佐藤泰志
- 出版社/メーカー: 小学館
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新海誠監督のアニメ『雲のむこう、約束の場所』のDVDを観る。前作の「ほしのこえ」同様、まったくの「セカイ系」だな。ストーリーもアニメ顔も自分には甘すぎて恥かしいくらいだが、まあ胸キュンで青春するのもいいでしょう。最近、押井守監督の「イノセンス」を観たばかりなので、SF的な造り込みは素人同然に感じたが、素人っぽいところが却っていいという人もいるかも知れない。しかし、例の「塔」だけれども、ああいう超高度の建造物は、赤道上でないと造れない筈ですよ。女の子の夢が世界を支えている、というのも、何ですかそれは。それから、量子力学的並行世界というのに則った設定は、ちょっと練り上げが足りないのではないか。東浩紀の『クォンタム・ファミリーズ』は本作へのオマージュでもあると思うが、こちらはもっと緻密にやっている。
※追記 後でアマゾンのレヴューを見てみたのだが、女性の辛辣な感想に目が留った。ヒロインの女の子が男性の願望的空想の所産で、リアリティがないというのである。これはその通りだろう。自分も、あれは単なる「お人形さん」だと思う。ギャルゲーというのはやったことがないが、あれもそんな感じなのではないかと類推される。
- 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
- 発売日: 2009/06/18
- メディア: DVD
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