曇時々晴。
NML で音楽を聴く。■ショパンのノクターン第一番 op.9-1、第五番 op.15-2、第八番 op.27-2、ワルツ第六番 op.64-1、第八番 op.64-3、第十一番 op.70-1、マズルカ第四十一番 op.63-3、舟歌 op.60 で、ピアノはフジコ・ヘミング(NML)。フジコ・ヘミング(1932-2024、92歳没)を初めて聴いてみた、クラシック音楽ガチ勢がともすればバカにしがちな、フジコ・ヘミング。青柳いづみこさんが真剣に取り上げていたな。
CD だと六枚組のベスト・アルバム、とりあえずショパンをつまみ食いしてみたが、まず、技術やパワーが必要な曲はグダグダで、正直聴けない(たぶん、高齢もあるかも知れない)。でも、そうでない曲は、音が美しく、独特の深みもある。決してバカにしたもんではない。上に聴いた中では、わたしは特に11分13秒かけて、ゆっくりと弾かれた異形の「舟歌」を採りたい。
ドビュッシーの「喜びの島」は技術が必要な曲だが、意外に聴かせる。やっぱり何かの魅力をもっているピアニストだ。
リストの「コンソレーション」、超絶技巧練習曲集〜第六番「鬼火」、パガニーニによる大練習曲も聴く。

■モーツァルトの弦楽四重奏曲第十九番 K.465、ハイドンの弦楽四重奏曲第二十九番 Hob.III:41、ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの弦楽四重奏曲 イ長調 op.33-2、カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフの弦楽四重奏曲第五番 変ホ長調で、演奏はベネヴィッツ四重奏団(NML)。2024年の録音。
ベネヴィッツ四重奏団は初めて聴く、1998年にプラハで結成され(ということは、もう30年近くも活動しているということか)、すでに国際的なキャリアがあるらしい。検索してみると「本格的なカルテットである」というような評が多くて、確かに現代的にかっちりしていてテンションが高く、同意だが、でも、深い魅力に乏しい感じも多少する。
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799)はウィーンに生まれた作曲家で、わたしは初めて聴く。ハイドン、モーツァルト、また(ここで聴いた)ヴァンハルと一緒に、1784年の夜会で(奏者として)弦楽四重奏曲を演奏したことは、よく知られていて、このアルバムはそれを意識したもの。

■ミェチスワフ・ヴァインベルクの無伴奏ヴィオラ・ソナタ第二番 op.123、第四番 op.136 で、ヴィオラはヴャチェスラフ・ディナーシュタイン(NML、CD)。目の覚めるような曲であり、演奏。ヴァインベルクの音楽は現代を生きている。2017年の録音。
つくばの本屋の「PEOPLE BOOKSTORE」というブログを見ていたら、「○○が2025年を振り返る」という記事で20人の文章を紹介してあって、おもしろく読んだ。自分の知らない人ばっかだが、皆んな、いろいろ考えて生きてんだな、当たり前やがね。

岐阜メモリアルセンターのデッキ下駐車場にて、12.18 に撮ったもの。
昼食はなつかしい袋入りの日清焼そば、あっ、あの匂いだと思った。わたしが小学生のときだから、40年くらい前か、よく日曜日に作っては家族で食べていた。スーパーで見かけて、唐突に買ったのである。ノスタルジアだな。
県営プールで泳ぎ初め。外気7℃でふるえるほど廊下が寒いくらいだから、プールの温水が「お湯」である。こういう時に水に入る瞬間が、なんともいえず、じつに気持ちがよい。今日は正月明け初めての営業日のせいか、結構人が来ていた。
西ゲートから出て走る堤防道路からの景色がいつもすばらしいと思うので、車を停める場所を探してちょっと車を降りてみた。

長良川と金華山、よく晴れた午後できれいな景色だ。ちなみに、この画像を Google に訊いてみたら、AI はちゃんと長良川と金華山ってわかったよ。この画像ではよくわからないが、金華山のてっぺんにちょこんと岐阜城が載っている。
図書館から借りてきた、ニック・ランド『言語と思考』(邦訳2006)をざっと読んだ。初学者向けの入門書だが、わたしの能力の低さのせいで、よくわからなかった。
ニック・ランドの本は、昨年十月に『暗黒の啓蒙書』(邦訳2020)にざっと目を通したが、これもわたしの能力の低さのせいでよくわからなかった覚えがある。てか、この『暗黒の啓蒙書』は「加速主義」や「暗黒の啓蒙」といった、いまのアメリカの新右翼と関係のある、いってみれば「人騒がせ」な本なわけだが、本書『言語と思考』はいたってふつうの(?)学術入門書であり、本当に同一人物の著作なのか、(検索しても)ちょっとよくわからない。別人の著作かも知れない。
なお、どうでもいいが、『暗黒の啓蒙書』についての文章が、松岡正剛の絶筆だったようである(よく知らんけど)。
