AOL をやっていた

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第三番 BWV1048 で、指揮はラース・ウルリク・モルテンセン、コンチェルト・コペンハーゲンNMLCD)。ちょっと聴くとよさそうなのだが、微妙にズレている。これは自分の好みからズレているのか、本質的になのか。とにかくいまいち。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第七番 op.59-1 で、演奏はクァルテット・エクセルシオNMLCD)。あー、終楽章泣けた。ホントにいいカルテットじゃないか。何といってもベートーヴェンですよ、「ラズモフスキー」ですよ。ベートーヴェンの全集を録音してくれないかなあ(追記:残っているのはあと 10、13、14番だけらしい)。モーツァルトの「ハイドン・セット」も聴いてみたいなあ。CD を買うのに吝かでない。何でも日本中で演奏していて、年間 70公演くらいするらしいから、岐阜にもこないか知らん。■バルトークのヴァイオリン・ソナタ第一番で、ヴァイオリンはスティーヴン・ワーツ、ピアノはガブリエレ・カルカーノ(NMLCD)。佳演。まあまあ。


コメダ珈琲店那加住吉店にて昼食。ミックストーストサンド+ブレンドコーヒー。
スーパー。

Olli by Tinrocket

Olli by Tinrocket

  • Tinrocket, LLC
  • 写真/ビデオ
  • ¥240
itunes.apple.com一部で話題の Olli を使ってみました。写真を手描きアニメ風に処理してくれる iOS アプリである。なかなかよいね。これからも使っていこう。
20181219201936
自分のちらかった机のあたりもこんな風に(笑)。ただこれ、画像ファイルが大きいのだよね。1MB 以上ある。なので ImageMagick でリサイズして 200KB くらいにしました。

銀行の人とお話。

ずっと AOL(AIZU ONLINE JUDGE) をやっていました…。
AOL(問題集)5 - Marginalia
AOL(問題集)6 - Marginalia
AOL(問題集)7 - Marginalia

散歩とか / 東浩紀編『ゲンロン 7』

晴。
ようやくふつうの時間に起きたな。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第四番 BWV1049 で、指揮はラース・ウルリク・モルテンセン、コンチェルト・コペンハーゲンNMLCD)。■モーツァルトピアノ三重奏曲第三番 K.502 で、ヴァイオリンはオーギュスタン・デュメイ、チェロはジャン・ワン、ピアノはマリア・ジョアン・ピリスNML)。さすがによいな。特にピリス。

Piano Trios K 496 & 502 / Divertimento K 254

Piano Trios K 496 & 502 / Divertimento K 254

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第八番 op.59-2 で、演奏はクァルテット・エクセルシオNML)。好演。クァルテット・エクセルシオは日本人メンバーによる常設の弦楽四重奏団で、日本を代表するそれといわれたりという団体らしい。ふつうにこれほどのレヴェルの演奏ができるとは、本当に日本人のクラシック音楽の消化というものも本物になったことを証明している。第二楽章など、感動させられました。すばらしいな。
クァルテット・エクセルシオ ベートーヴェン「ラズモフスキー」全3曲

クァルテット・エクセルシオ ベートーヴェン「ラズモフスキー」全3曲

シューベルトのピアノ・ソナタ第十六番 D845 で、ピアノはマリア・ジョアン・ピリスNML)。ほとんど不満のない演奏。
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番・第21番

シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番・第21番


シューマン交響曲第一番 op.38 で、指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ、クリーヴランド管弦楽団NML)。こういうふつうなの、悪くないことね?
Symphonies 1 & 2

Symphonies 1 & 2

 
母の診察があって、悪くない結果だったらしい。先に少し希望の持てる話もあったとのこと。

ブラームスピアノ五重奏曲 op.34 で、ピアノは近藤嘉宏、クァルテット・エクセルシオNML)。これはすばらしい。ブラームスだからもう少し濃厚でもよかったが、ざらざらとした感触のぶあつい響きが見事。クァルテット・エクセルシオの実力を確認した。この曲の演奏としては滅多にないレヴェルだと思う。うれしくなってしまった。

近藤嘉宏/クァルテット・エクセルシオ/ブラームス・シューマンピアノ五重奏曲

近藤嘉宏/クァルテット・エクセルシオ/ブラームス・シューマンピアノ五重奏曲


昼から「ひぐち」まで散歩してきた。









珈琲工房ひぐち北一色店。文庫本の『挟み撃ち』を読み始める。なんじゃこれは。おもしろいではないか! だいぶ前の小説だと思うが、実験的というか、なかなか前衛っぽい感じ。一気に 100ページ以上読んだが、これからどうなるか興味津々というところである。もちろん有名な小説なのだけれどね。いままで読んでいなかった。

早い話、川の無い橋が無数に架けられている。道路のこちら側から向う側へ渡るために架けられたあの無数の歩道橋に、ひとつひとつ名前をつけたらいったいどうなるのだろう?  (講談社文芸文庫版 p.10)

しか小説の主人公には申し訳ないが、その無数の歩道橋にはじつにすべて名前がついているのである。

「ひぐち」までは歩いて片道 35分というところか。行きは遠回りしてかつのんびりと歩いていったので、45分くらいかかった。

東さん「ゲンロン」畳むのか。会社がそうとうひどいことになっていて、東さんも精神的にボロボロのようだな。まあ東さんにもうあまり興味はないのだけれど、自業自得とは言いたくないところだ。しかし、いまの人ってどうなっているのだろうな…。自分もそうだけれど、ちょっと幼稚すぎるのではないか。自分はそれには自覚的なので、気をつけるようにしている。シロクマ先生(自分よりずっと若い)も実力者なのだろうけれど、ブログを拝見していると幼稚くさすぎて腹が立ってくる。これはこちらが未熟で悪いのだが。幼稚なひとに腹を立ててもどうしようもないし、いい結果が出る筈もない。まあバカなわたしは田舎でひっそりとやっていくしかないわけだが。
 
ツイッターを見たあと『ゲンロン 7』を半分くらい読む。冒頭は國分功一郎さん、千葉雅也さんと東さんによる鼎談。あとは「ロシア現代思想 II」の特集など。
つくづく思うが、世界は知らないけれど、少なくとも日本の将来に明るい材料は自分には何ひとつ認められない。どこかに希望があれば、この田舎者に教えて欲しいものだ。もちろん自分はあまり勉強もしていないし頭も悪いので正しい判断が出来ているとはあまり思わない。けれども、個人的には絶望である。空疎なおしゃべりだけの世の中になっていくことであろう。その実感がまちがっているという証明を望む。

図書館から借りてきた、東浩紀編『ゲンロン 7』にざっと目を通す。砂漠。黒瀬陽平は多少読めるかな。

ゲンロン7 ロシア現代思想II

ゲンロン7 ロシア現代思想II

こともなし

晴。
奇妙な夢を見た。自分の中にこういう思いもよらないイメージがあるというのはまったく不思議だな。

NML で音楽を聴く。■バッハのオルガン小曲集 BWV640-644 で、オルガンは椎名雄一郎(NMLCD)。■バルトークのピアノ協奏曲第一番で、ピアノはパスカル・ロジェ、指揮はヴァルター・ヴェラー、ロンドン交響楽団NML)。

Bartok: Violin Concerto No. 1 Piano Concertos Nos.

Bartok: Violin Concerto No. 1 Piano Concertos Nos.

この CD は NML のアルバムとちがいますが、たぶん同じ演奏です。
 
曇。
医療器具取扱店。米屋。肉屋。スーパー。

吉本隆明全集を読む。

言語実装の続き

晴。

Ruby で遅延評価 · GitHub
Haskell-like な言語の実装の続き。Inspect などを実装。あとは細かいリファクタリング。ひとまず落ち着いた感じか。ひさしぶりに他の何もかもを忘れてプログラミングに熱中したな。下は Inspect(ないしは Reduce, Foldl) と Reverse の実装例。

Inspect = Lambda!(3) {|f, acc, list|
  if list.ev.instance_of?(Cons)
    x, xs = Car * list, Cdr * list
    Inspect + f  + f * acc * x + xs
  else
    acc
  end
}

Reverse = Inspect * Lambda2 {|acc, x| x >> acc} * Null

 
夕方、窓拭きを手伝う。


言語実装の続き。無限遅延ストリームを使ってフィボナッチ数列を求める例。

fib = Lambda2 {|a, b| a >> fib + b + Add * a * b}
fibs = fib * 0.thunk * 1.thunk

evaluate Print + Take * 10.thunk * fibs
#=>[0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34]

Ruby でふつうに同等のコードとなると、Enumerator を使って次のようになるか。

fib = Enumerator.new do |y|
  a, b = 0, 1
  loop do
    y << a
    a, b = b, a + b
  end
end
p fib.take(10)
#=>[0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34]

Ruby は簡潔に書ける言語だけれども、ここでは Ruby の方が行数を使っているのがおもしろい。
その他、細かいところを直したり、ちょっとした汎用関数を実装したり。


『禅海一瀾講話』を読んで寝る。

Haskell-like な言語の実装

日曜日。晴。
寝坊。あっという間に午前が終わる。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第五番 BWV1050 で、指揮はラース・ウルリク・モルテンセン、コンチェルト・コペンハーゲンNMLCD)。ふつうによいな。■ジェルジ・クルターグの「遠方より III」、「遠方より V」、「ヤコブ・オブレヒトへのオマージュ」、「六つの楽興の時」 op.44、「アリオーソ - ヴァルター・レヴィンへのオマージュ 85」で、演奏はモリナーリ四重奏団(NMLCD)。やっぱり現代曲は聴かないとな。目が覚める。新鮮である。■ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第一番 op.77 で、ヴァイオリンはボリス・ベルキン、指揮はウラディーミル・アシュケナージ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団NMLCD)。


Ruby で遅延評価の帰結として、Haskell-like な言語を(Ruby で)実装する結果になった。骨格は他の人の JavaScript のそれを借りたものであり、全然オリジナルでも何でもないが。しかし関数型言語の勉強になった。遅延評価、カリー化、部分適用、関数合成、無限リストなど、それっぽいことができますよ。例えばクイックソート

given = make_list([*1..5].shuffle)
evaluate Print + given

is_large = operator(:>)
is_not_large = operator(:<=)

quick_sort = Lambda1 {|list|
  xxs = evaluate(list)
  if xxs.instance_of?(Cons)
    x, xs = Car * xxs, Cdr * xxs
    left  = quick_sort + Select * (is_large * x) * xs
    right = quick_sort + Select * (is_not_large * x) * xs
    Concat + left + Concat * (Enlist * x) * right 
  else
    list
  end
}
evaluate Print + quick_sort * given

こんな風に実装できるのだ。まあ遅いのですけれどね。RubyDSL 用言語としての柔軟性がすごい。

フィボナッチ数列ならこんな感じ。

fib = Thunk {
  zero >> (one >> ZipWith + Add + fib + Tail * fib)
}
evaluate Print + Take * ten * fib
#=>[0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34]

町田康『ギケイキ 2』

曇。
昨晩から Ruby で遅延評価という魔物に取り憑かれて明け方に至り、遅延評価というものをよく考えねばとなって轟沈した。四時間ほど寝て起床。いまだに諦めていない(アホやな)。

図書館から借りてきた、町田康『ギケイキ 2』読了。

ギケイキ2: 奈落への飛翔

ギケイキ2: 奈落への飛翔

図書館に行く。
 
今日も一日中 Ruby で遅延評価に没頭。
Ruby で遅延評価 · GitHub

こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■バッハのブランデンブルク協奏曲第二番 BWV1047 で、指揮はラース・ウルリク・モルテンセン、コンチェルト・コペンハーゲンNMLCD)。

シューマンのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.105 で、ヴァイオリンはスティーヴン・ワーツ、ピアノはガブリエレ・カルカーノ(NML)。シューマンのヴァイオリン・ソナタは二曲あって、第二番が規模も大きく有名であるが、個人的に第一番を偏愛している。自分はヴァイオリン・ソナタというと、まずはフランク、ブラームスの第一番とともにこの曲が思い出されるほどだ。この演奏は終楽章などもう少し迫力があってもよいが、なかなか悪くない。

Bartok / Schumann

Bartok / Schumann

シューマンの「三つのロマンス」 op.94 で、ヴァイオリンはスティーヴン・ワーツ、ピアノはガブリエレ・カルカーノ(NML)。原曲はオーボエとピアノのための曲で、ここではオーボエの代わりにヴァイオリンで演奏している。よい演奏。オーボエのための原曲を聴いたことがない方は、聴いてみられるとよいと思う。■スクリャービンの「二十四の前奏曲」 op.11 で、ピアノはドミトリー・アレクセーエフ(NML)。スクリャービン、カッコいいな。スクリャービンほどロマンティックな音楽を書いた人はいない。アレクセーエフのピアノもよかった。
COMPLETE PRELUDES

COMPLETE PRELUDES

 

ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。エンゼルフレンチブレンドコーヒー410円。町田康の続刊を読む。前巻は義経が頼朝軍に合流する直前で終っていたが、この巻は義経と頼朝の出会いから始まる。で、義経の活躍で平家が滅びる、いわゆるハイライト・シーンが一切オミットしてあるのがおもしろい。なので、頼朝の義経への不信から、義経追討と話が進んでゆく。ふざけた文体はあいかわらずだが、悲しみに満ちている。フードコートで読みながら、江田源三の死にはちょっと胸にきてしまったり。何だか、このところの町田さんは、その底に悲しみがあるな。何の悲しみなのだろうか。いずれにせよ、悲しみはもっとも根底的な感情なのである。

家族分のいちご大福を買って帰る。寒い。