「彼女がフラグをおられたら」(2014)を観る

晴。巻雲あり。
 
スーパー。曇った。漬けるためのラッキョウを買う。
 
昼。
スーパーで薬味ネギとして買ってきたものの残りに、まだ根っこが付いていたので、老母が「水耕栽培」してみたのだが、それを使ってみたところ、じつにネギくさくてうどんの薬味によかった。もとは買ってきたものなのに、なんでウチの畑のみたいにネギくさいんだろうという話になったのだが、たぶん、採れたてだからなんだろうなという結論に。
 

ドクダミの花。ドクダミはとても強い雑草で、油断しているとあっという間に蔓延る。薬草としてさまざまな効能があり、古来広く使われてきたことは周知だろう。ドクダミ茶などは商品としていまでも見かける。実際、亡き祖父は、庭に生えていたものを採って乾燥させ、煎じて飲んでいたものだった。強烈な匂いを覚えている。
 
長時間、昼寝。
 
雨樋の掃除。いわれていた大屋根をやる。これ、リフォーム(大昔である)のとき、雨樋の構造をまちがえたな。檜の落ち葉のことをまったく考慮していなかった。ということを、祖父がいっていたそうだが、いまになってようやくそのことがわかる。大工もあまりよくなかったわけだが。
 
ミニトマトの苗をプランターに入れる。わたくしの「おままごと」的自己満足。老父がめずらしく(?)高い苗を買ってきたそうなので、どうなるか楽しみである。
 
老母が自分の本棚の整理をした。古本屋に来てもらう予定。よさそうなのがあれば拾ってゆけというので、何冊か救う(?)。文庫本や新書本で、高橋英夫さんや鶴見俊輔さん、小沢昭一さんや、吉村昭さんなど、数冊。出す新書本を見ていると、昔はいい学者や、民間の篤学者がたくさんいたなと思う。松田道雄さんとか、いまどれくらい認知されているだろう。悲しいことである。
 
夜。
老父が育てていた芹(セリ)の味噌和えを、夕飯に食う。もう少し早い時期に食べるとよかった気もするが、まだ充分香り高くおいしかった。芹の味噌和えとは、以前食べたのはいったい何十年前か。
 
『彼女がフラグをおられたら』(2014)第13話(最終話)まで観る。なんと、こういう終わりか! 完全なハッピーエンドではなかったな、こんなシリアスに終わるとは。まあ、バカバカしい三流アニメにはちがいないが、最後の二話は悲しかった。菜波が特別だった理由もわかった。決してよくできた作品ではないけれど、独特の魅力はあると思う。観てよかった。