奈良国立博物館で「空海」展

家族で奈良国立博物館へ、「空海」展を観にいってきました。自宅から車で三時間ほどで奈良に到着。奈良公園あたりは、観光客でいっぱいでした。西洋人が目立つ印象です。


これは奈良博の「なら仏像館」。明治期の西洋建築です。「空海」展は新館の方でした。
 「空海」展ですが、とにかくすごい人で、それにびっくりしました。芋洗いというにふさわしい。人に流されながらなんとか展示を見てきました。空海の生涯を理解するという感じで、展示物そのものは、意外と肩すかしでしたね。紙類(文書、経典)が多く、それも空海の真筆はほとんどなくて、残念。空海自身が唐から招来した恵果像や、空海プロデュースの「高雄曼荼羅」があるのはすごいんですが、共に保存状態がきわめて悪く、真っ暗で何が描いてあるかまったくわからない国宝です。
 
空海」展を見終えたあとは、なら仏像館の方へいって、常設展示の仏像100点ほどを見てきました。以下、写真撮影可のものがあったので、いくらかどうぞ。







こちらは、大量の仏像で、さすがにおなかいっぱい。
 
春日大社南の「吟松 高畑店」でおろしそば(おいしかったです)を食べて昼食としたあと、帰途につきます。途中、名神高速彦根IC で降りて、以前訪れたことのある、琵琶湖沿いの「道の駅 近江母の郷」に寄りました。目当ては甲津原味噌で、前にここで買ったものがとてもおいしく、その味が忘れられなかったので。800g のを二つも買ってきました。

名神高速は集中工事で米原から90分の大渋滞というので、近江の道の駅からは国道21号で帰りました。近江の景色はとってもいいですね。7時間くらい運転して、さすがに疲れました。総走行距離は 360km くらいだったかな。