「シン・ゴジラ」(2016)を観る

晴。
 
スーパー。五倍ポイントの日で、混雑していた。
ウチの紅梅の花がどんどん開き始めた。
 
昼。
しばらくぼーっとしたり頑張ったり。
 
U-NEXT で超有名作『シン・ゴジラ』(2016)を観る。総監督・脚本は庵野秀明。哀しくて、もうずーっと泣きながら観ていた。
 既に言われ尽くしているだろうが、ゴジラはほとんどどうでもよくて(さすがにそれはいいすぎか)、徹底的に政治映画だった。やはり東日本大震災福島第一原子力発電所事故のときの、日本政府を思い出さざるを得なかった。ゴジラに対する政府・政治家の対応が後手後手にまわり、自衛隊ゴジラに敵せず、東京の広域が破壊され、首相・官房長官以下は死亡、米国(国連安保理決議)による東京に対する熱核攻撃のカウントダウンが始まる。
 結局、主人公の官房副長官が傑物で、彼を中心にした各部署のはみ出し者を集めたチームが機能したわけだが、現実にこういうことが起きたら、映画のようにうまくいくだろうか、日本は救われるだろうかとは、誰でも思ってしまうことだろう。(福島第一原子力発電所事故は、最悪だったが運がよかった。)
 いや、まあ、そんなのはいい。これまで観た中で、最高クラスのおもしろいエンタメ映画だった(比べるものじゃないかもだけれど、僕には『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』よりずっとおもしろかった)。って、皆んなもう観てますよね、わたしはいまさらでした。

なお、わたしは過去の「ゴジラ」のシリーズは一作も観たことがない。たぶん本作は、政治映画という点で、それらと全然ちがうのだと思う。
 
夜。
異世界おじさん』(2022)第7話まで観る。ギャグアニメ、かな。これ、めっちゃおもしろい。一気観してもよかったんだけれど、まあ眠くなってきたので。異世界転生ものはよくあるけれど、異世界から帰ってきたというのはめずらしいな。それも、異世界の魔法をこちらでも使えるという。おじさん、ツンデレエルフの気持ちがまったくわかっていないのが笑えて仕方ない。ちょっとエルフちゃん、かわいそう笑。あと、声優がわたしでも知っている人ばかりで、豪華。