こともなし

晴。
 
NML で音楽を聴く。■ショパンスケルツォ第四番 op.54 で、ピアノはホルヘ・ボレットNML)。中間部が聴きたかった。1953年のモノラル録音。

ショパンスケルツォ第一番 op.20、第二番 op.31、第三番 op.39 で、ピアノはホルヘ・ボレットNML)。コクのあるショパン。なんてわたしごときが評するのが失礼な、名ピアニストだけれど。■リストの「巡礼の年 第一年 スイス」で、ピアノはホルヘ・ボレットNML)。
リスト/巡礼の年第1年「スイス」

リスト/巡礼の年第1年「スイス」

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昼。
米屋。餃子の王将
岐阜市中心部の老舗肉屋。値段をよく確認したら、思っていたより安くて驚いた。
 
柳ヶ瀬(かつての岐阜の繁華街)の岐阜高島屋も、夏で閉店か。開業は1977年で、いろんな想い出がある。かつては 1F の半分くらいが「バラの広場」という外とつながった空間で、待ち合わせなどしたものだった。柳ヶ瀬はいまや、郊外の大型ショッピングモールにあらゆる意味でかなわない。
 
 
オカタケさんの『古本大全』(ちくま文庫)を読み始める。おもしろい。でも、いまは岐阜に古本屋がほとんどなくなっちゃったんだよね。まだ、徒然舎があるだけ、マシかも知れないが、車をコインパーキングに入れて行かないといけないから、めんどうで一度しか訪れたことがない。それに、有名な店だが、わたしの好みとは少しちがうし。ちょっとおしゃれな古本屋なんだな。わたしは、岐阜では既に閉店した我楽多書房(1964-2014)が好きで、顔を覚えてもらえるくらいにはよく利用していた。古書店の店主が読書家とは限らないが、たぶん、ここの店主は夫婦とも、本をよく読んでいたと思う。ウチの両親が岐阜の大学生だった頃から、あった古本屋だった。
 

 
夜。
「失われた30年」、働かずに遊んでたら一周回ってトップランナーになっていた「だめ連」 | 雨宮処凛 - 生きづらい女子たちへ
『と、なんだか褒めてばかりだが、私が彼らを「ホンモノ」だと思うのには理由がある。』
『それは、私がこの数十年会った大人の中で、ダントツで幸福度が高そうだからだ。彼らとはよく中央線沿線の路上飲みや高円寺の溜まり場的な「なんとかBAR」で顔を合わせるのだが、いつ会っても機嫌が良く、現代人にありがちな「意地悪なところ」がひとつもない。ストレスゼロだからこそ、いつも優しくて楽しそうなのだろう。彼らを見ていると、「働くこと」がどれほど人から多くのものを奪っているかがよくわかる。』
 
黄金頭さんの「わたしらは山あいに住んで、地味な葉っぱをつくっていた」という掌篇は刺さったな。「質素で栄養のない地味な葉っぱを作り、質素で栄養のない地味な生活をおくって、やがて山あいで死」ぬのがわたしだと思った。知らないが。
 
 
ゴブリンスレイヤーII』(2023)第12話(最終話)まで観る。2期。はー、最後は重かったな。まあ、正直いって1期ほど評価されないと思うけれど、自分はもう主要登場人物たちに愛着があるので、充分楽しんだ。(しかし、この作品みたいなのにもささやかながら、水着回とか、お風呂回があるのだな。そういうとこ、アニメだなあ、嫌いじゃないけど。)この先があるとして、健気な女神官ちゃんは報われるのかしらん。なお、この作品は戦闘シーンがかなりグロいので、そういうのが苦手な人は観ない方がいいと思う。