晴。
昧爽起床。
NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第三番 op.2-3 で、ピアノはスティーヴン・コヴァセヴィチ(NML、CD)。■バッハのパルティータ第二番 BWV826 で、ピアノはシャガイェグ・ノスラティ(NML、CD)。■ブリテンの民謡編曲第六集「イギリスの歌」で、テノールはマルチェッロ・ナルディス、ギターはドゥイリオ・メウッチ(NML)。よい。
昼から米屋。餃子の王将。
暑いな。30℃を超えている。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、お彼岸を過ぎてもまだ残暑が厳しい。
■バッハのヴァイオリン・ソナタ第一番 BWV1014 で、ヴァイオリンはグイド・リモンダ、ピアノはラミン・バーラミ(NML)。
■ブラームスのピアノ協奏曲第一番 op.15 で、ピアノはジョフロワ・クトー、指揮はダーフィト・ライラント、ロレーヌ国立管弦楽団(NML)。よかった。凡庸なまでにオーソドックスな演奏だが、わたしはこういうのが好きなのだなあ。何なら、最近いちばん音楽で感動したといってもいい。わたしがもしピアノが弾けるなら、こんな風に弾いてみたいものだと思う。指揮もピアノとよくスタイルの調和が取れていて、申し分なかった。クトーのアルバムは NML にそこそこあるが、ほとんどすべてがブラームスだ。ブラームスのスペシャリストということなのだろうか。■バッハ「シャコンヌ」のブラームス編曲版で、ピアノはジョフロワ・クトー(NML)。バッハの無伴奏ヴァイオリンのための「シャコンヌ」、ピアノ編曲版はブゾーニの重厚なそれが有名であるが、ブラームスによるこれは原曲に近く、簡素で、ブゾーニ版ほど演奏されない。確か左手による演奏を意図しているのだと覚えている。クトーによるオーソドックスな演奏を聴いていると、こちらはこちらでよいものだと思う。#
ショパンコンクール、始まったのか。小林愛実の一次予選の公式動画が上がっていた。
曲はノクターン第十四番 op.48-2、エチュード二曲、スケルツォ第四番 op.54。やっぱり留学して、以前のスタイルを壊したな。スケルツォは一番、二番ではなく、ショパン晩年の形式的にはゆるい第四番というところに、じっくり聴かせようという意図が感じられるようだ。こういうのが、コンクールという場で受け入れられるのか、どうか、わたしは知らないが、とにかく以前よりもさらに深く、個性的な演奏になったと思う。応援したい。
牛田君も参加していたのか。
曲はノクターン第八番 op.27-2、エチュード二曲、幻想曲 op.49。音がきれい。美しい効果はたっぷりと聴かせてもらえるが、ショパンを聴かせてもらったという感じは薄い。