「みだらな青ちゃんは勉強ができない」(2019)を観る

頭が悪い、勉強ができなくなったというような夢のバリエーションを次々、延々と見る。頭の中で、様々、雑多な知識がごちゃごちゃになっていて、整理されていない。不快感。汚い。
夢。明治、いや江戸期のような木造の古い民家(白川郷の合掌造り、あるいは東北地方の?百姓屋、かなり背の高い家屋だった)の中を歩き廻る。夜なのか、外からの光はなく、非常に暗い。埃っぽい感じ。階段があったが、登ったのか降りたのか、覚えがない。登ったような気もする。
世界軸 axis mundi がきれいに通っていなくて、それを通す作業。天国は遥かに上だし、地獄は遥かに下だ。
 
昧爽、五時半に起床。外はまだ暗い。
曇のち晴。
 
スーパー。店を出たら、みたらし団子の匂いというか、醤油の焦げる匂いがした。
時雨れる。北側に低く薄く虹。
 

 
長時間、昼寝。寝すぎだ。
 
なぜか図書館で借りた一冊だけが延滞になっていたので、休館日だからブックポストに放り込んできた。
 
ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。エンゼルクリーム+ブレンドコーヒー462円。
西田正規『人類史のなかの定住革命』(元本1986、文庫版2007)を読み始める。本書のことはどこで知ったのか、読み始めて直ちに名著であることを確信した。人類にとって、「定住」はまさに革命だったのである。そして本書は、「定住革命」後の我々が陥りやすい、遊動生活への(密かな)侮蔑がまったく感じられない。本書のアカデミックな評価は知らないが、著者はよくもののわかった、稀な学者であることが一々納得される。
 本書のいわゆる「未開民」への視線も、納得のいくものである。「未開民」は我々とはちがった意味で、高度な精神生活を送っていることがきちんと理解されている。
 まだ三分の一くらいしか読んでいないが、日本の縄文時代が狩猟採集民でも、農耕文化でもなく、その混淆であり、ユニークであるがゆえに人類史上ではともすれば無視されがちであるというのは、興味深いことである。いまは縄文時代が大衆的な関心を集めており、わたしもそのひとりなので、本書の縄文時代の記述は注目している。
 

 
夜。
『みだらな青ちゃんは勉強ができない』(2019)第8話まで観る。いやー、笑った、下らないアニメが観たかったんだが、まさにぴったりだったな。こんな題ですけれど、ちゃんと純愛ラブコメですよ笑。イケメンの木嶋君に妄想がはかどっちゃう青ちゃんがかわいい。また、木嶋君がマジメなんだわ。ほんとは1クール一気観したいところだったけど、深夜遅くなってしまうので泪を飲んでここまでにしておく。一度も名前を聞いたことのないマイナーアニメなので、どんな酷評が揃っているか、あとで評価を見るのが楽しみ。
 と、15分アニメだと気づいて(もっと早く気づけよ笑)第12話(最終話)まで完走。青ちゃんの妄想満載だけれど、原作者は女性なのね。よくわかる。そのせいだと思うけれど、下品じゃないんだよね。一気観楽しかった。ハッピーエンドもなにより。こういう下らないアニメ、大好きだな。

評価も見てみたけれど、意外と高かった。ですよねー。男子向け描写が多いけれど、全然いやらしくなくて、心理的にはむしろ女性向けかも。男性から見ると木嶋君はリアルにはあり得なくて女子の妄想的存在だし、健全な(?)女子はこの程度エッチな妄想は(たぶん)ふつうにすると思う。そんなでも、自分を大事にしてくれる男の子、みたいな。まあ、とにかく下らなくて笑える作品ですよ。ちなみに、OP、ED とも飛ばさずにすべて観た。