西田正規『人類史のなかの定住革命』

晴。
深夜三時にしんどくて目覚める。ふたたび眠り、朝目覚めてもすっきりしない。夢はたくさん見た気がする。
 
午前中、60分散歩。夏のあいだ部屋に逼塞していて、足が弱ったな。歩きたいときに歩ける季節は助かる。




道路が通る。





これ、ハナミズキの実らしい。

歩いていると、田んぼだったところが少しずつ宅地化されていて、酸素が失われていく。
わたしは安物のコンデジで写真を撮っているのだが、最近のスマホのカメラに画質でかなわない。スマホはもっていないし、それに小さなコンデジもポータブルさで悪くないところがある。光学20倍ズームも便利だ。
 

 
昼寝。
 
珈琲工房ひぐち北一色店。今日のコーヒーはパプアニューギニアだそう。
『コレクション瀧口修造10』の続きを読む。
 
帰りに肉屋。
いちょう通りに立ち並ぶいちょうが夕日に映えて美しかった。瀧口修造を読むとしばらく世界がすみずみまで美しく感じられるのは、いまだかわらない。わたしは凡人なので、こういうピュアな文章を注入して、しばらくドーピングする。
雪虫飛ぶ。
 
西田正規『人類史のなかの定住革命』(元本1986、文庫版2007)読了。これはおもしろかった。オリジナリティのある、名著といってもいいであろう。話題は多岐にわたる。わたしの能力を超えているので、詳しくは語れないが。

 
寝ころがって、iPad miniベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番の、第一、二楽章を聴く。ピアノはルドルフ・ゼルキン、指揮は小澤征爾、ボストン響(NML)。(後記。第三楽章も聴いた。終楽章など、半分は小澤の手柄で、ともすればグダグダになりそうなゼルキンを、若き小澤征爾が見事に引き締めている。1982年の録音。)
 
夜。
ブルース・リウのラモーやラヴェルiPad mini でちょっと聴いてみた(NML)。2021年のショパン・コンクールの優勝者であるが、それほどとも思えない。聴かせるところがないとはいわないが、小さく纏まるタイプ。
 
化物語』第10話まで観る。癖が強いがおもしろいな。有名作だけある。