リービ英雄『延安』

雨のち曇。時雨れる(初時雨だな)。
七時に目覚ましをかけておいたのだが、一時間遅くまで寝てしまった。
 
NML で音楽を聴く。■ペルトの「ビルヘンシータ」「ソルフェッジョ」「ふたりの嘆願者」「皇帝への納めもの」「スンマ」、「カノン・ポカヤネン」〜メメントで、指揮はスティーヴン・レイトン、ポリフォニーNMLCD)。
 
昼。
もう今年もあと一箇月と少々か。時の流れるの、信じられない速さだな。飯を食っているだけで(もうご飯の時間かよ、ってしょっちゅう思う)、他にもしないうちに毎日が過ぎていく。でも、楽しく飯が食えているだけで、こんな幸せはないことはよくわかっている。
 
珈琲工房ひぐち北一色店。外気8℃で、さすがに寒くなってきた。
図書館から借りてきた、リービ英雄『延安』(2008)読了。副題「革命聖地への旅」なる旅行記。特におもしろいということもなかった。わたしは「長征」をよく知らないし、エドガー・スノーは読んだことがない。ましてや、ヤン・ミュルダールとかは名前も初めて聞いた。エドガー・スノーか、いまとなってはあまり読もうと思わないな(それくらい、若い時に読んどけよって話ではあるが)。著者の旅した2006年の延安は、いまの世界第二の経済大国、習近平下の中国の延安と、同じなのだろうか。ちがうのか、ちがうとすれば、どれくらいちがうのか。辺境の中国は、いまでも悠久の3000年の中国とかわらないのか、そうでないのか。

 
肉屋へ寄る。豚ロース肉×3。
 
岩波文庫新刊『永瀬清子詩集』を読み始める。驚く。こんな詩人がいたのか。まったく、わたしは何も知らない。
谷川俊太郎さんが、こうやって岩波文庫に現代詩人をいろいろ入れさせたのかな。孤独に田舎にいると詩なんてまるで視野に入ってこないから、ありがたい。あとは誰か、『田村隆一詩選』を岩波文庫に入れてくれ。
 
 
寒くなったので、夕食はこの冬初めての常夜鍋。うまかった。ほうれん草と薬味は自家製だぜ。
 
化物語』(2009)第5話まで観る。へー、有名作だが、これはとんがった作品だな。西尾維新原作で、会話がとっても癖が強い。ここでのシャフトの作りもめっちゃ癖がある。確かに、いまはこういうアニメはあまりない気がするな。
 しかし、『青ブタ』が『俺ガイル』×『ハルヒ』×『化物語』っていうのは、全然ウソでしょう。ま、わたしが『青ブタ』を最初に観ているからかもね。